【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

25.古橋くん ページ26

さっきの宮川さんとのやり取りを感じさせないような
普通の会話を三人でしていると






＿＿＿＿＿ガララララ







ドアの開く音。自然と、全員が視線をドアの方に動かす




目を向けた先には







見慣れた背の高い男が二人





貴「…瀬戸くん。」









…と、古橋くん




……凄い、本当に死んだ魚の目だ。生で見てみたかったんだよね(でも生気が感じられない。)




にしても委員会も被るとかトリップ都合いいな、と思いながらも二人に近付いた





貴「へー、図書委員だったんだ。屋上ぶりだね。」



瀬「ん、まぁ誠凛のほうで会ったらしいけどな。」



貴「……瀬戸くん、寝てたじゃん。」





古橋くんの視線を気にしていながらも、瀬戸くんと話していると









…そう、視線を、ね





古「もしかして、瀬戸が話してた罪沢って子か？」





ここに来て、初めて古橋くんが口を開いた。…いやぁ、本当に声爽やかだなぁ。声と表情合ってないよ





貴「うん、そうそう。噂の罪沢だよー。」



瀬「噂にはなってないけどな。罪沢 Aだ。」





うぅん、にしても
どっちも背高くて首が痛いな、ﾁｸｼｮｳ





貴「……首痛い。」



瀬「カルシウム取れ。」



古「牛乳は都市伝説らしいからな、頑張れ。」



貴「いや、私って女子のなかでも高い方だけど？あと3cmで170cmだけど？」





そうだよ、二人が高過ぎるんだよ。てか首痛い、でよく分かったな。IQ160め





貴「うん、まぁ宜しく。古橋くん。」



古「あぁ。」





よし、霧崎第一のメンバー全員と宜しく出来たぜ、いぇあ







…まぁ、花宮くんは「宜しくね。」のあとに「ふはっ、んなわけねぇだろバァカ」って思ってるんだろうけど

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