【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

24.遠回しの ページ25

先生「今日は、各委員会の顔合わせだー。委員会に入ってる奴は、委員の教室に行けよー。」





図書委員になって、初めての委員活動。先ずは委員の人と仲良くならなきゃ…だよね




えっと、図書委員は中野くんと宮川さんだっけ





貴「宮川さーん、中野くーん！教室って何処だっけ？」



宮川「確か1-B…だから移動しなくて大丈夫だよ。」



貴「あ、まじ？良かったー！先輩の教室って、緊張するしなるべく行きたくないんだよね。」



中「だよなー！」





よし、なんとか大丈夫そうだ




このまま、いい距離感でつきあっていけばいいよね





中「あ、やべ。筆記用具カバンに忘れてきたわ。取ってくる。」



貴「へいへーい。あ、宮川さんはある？」



宮「あるよ、大丈夫。」



貴「そっか、良かった。」






暫く、筆記用具を探している中野くんをボーと見ていると









宮「…………罪沢さんが優しくて良かった…」





急に、宮川さんがうつ向きながら口を開いた





…あまりいい話では無さそうだな





宮「私ね、入学してから友達いなくて…」







あ、このパターンは







宮「優しくしてくれて嬉しい。」







ごめんね







宮「でも私、罪沢さんとなら」









面倒事は









宮「仲良くなれるかなって…」









嫌いなんだ









貴「そっか、ありがとう！」









構ってちゃんは苦手なんだ









宮「…うん。」









でも物わかりが良くてよかったよ









貴「あ、他のクラスの人もそろそろ来る頃かな。」









“ありがとう”が









中「やっと筆記用具見つかったー。」









遠回しの









貴「おー、あった？良かった。」









“友達になれない”の表現だって









ーーーーーーーーー






少し、人間らしい黒い罪沢ちゃんを書きたかったんです←




バスケ部今回と、前回出てませんね…




もう少しで出させますので

25.古橋くん→←23.図書委員会

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す