【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

22.バスのなかで ページ23

花宮side





原「そういえばさー。」



花「あ？」



原「瀬戸ってさー、Aちゃんと知り合いだったんだ。」



瀬「んぁ？んー…まぁ。」





瀬戸は眠いのか、あくびをしながら答えた




つか、今までの話聞くと
バスケ部の一年ほとんど彼奴(罪沢)のこと
知ってるんじゃねぇの




…理由は知らんが





花「ここにいる奴、全員罪沢と知り合いなのか？」



古「いや、俺は喋ったことないぞ。クラスも違うしな。」



花「ま、俺も入学式の挨拶の時、喋ったくらいだけど…。」





古橋以外、罪沢のことを知っているのか…




でも、瀬戸は罪沢とクラス違うよな





古「瀬戸が、女子と仲良いのは珍しいな。しかもクラスも違う奴と。」



瀬「あー…仲良いっつーか…屋上だけの関係？」





…なんかそれ





原「なにそれーwいやらしいw」



瀬「いや、そういうのじゃねぇよ。話してて飽きない奴。」



花「はっ、それってお前が、罪沢のこと好きだからじゃねぇの。」




瀬「いや、だから違うぞ。」




原「そういう花宮も、Aちゃんのことばっか言ってんじゃーんww好きなのー？w」





は？ふはっ、笑わせてくれるな





花「絶対ねぇな。第一、彼奴はいい子の部類に入るだろ。虫酸が走るぜ。」



原「うわっ、言うねw」





入学式の挨拶で、喋ったときも人が良さそうな感じで
いつも笑ってるやがるし、彼奴の悪口は、めったに聞いたことが無い。(少しならある。)








……あれ、これって…





原「いや、でももしかしたら花宮と、同じ部類かも知れないよ？それなら仲良く出来んじゃないのー？w」





猫かぶってるってことか？





そういうことなら









花「絶対、ねぇな。」









いつもヘラヘラしてる低脳に、人のこといつも考えないといけねぇ猫かぶりを、出来るわけがない

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