【霧崎第一】ダンス部員の少女は転生トリップしたそうです【黒子のバスケ】

12.え、 ページ12

そして、かなり楽しみにしていた部活見学の時間になると、柚子加と二人でダンス部に見学しに行くことになった





ダンス部は体育館でやってるらしいが、バスケ部とはまた違うところらしい









そして





貴「あ、ここの体育館かな？」




月「うん、そうっぽいね。入ろ！」





私達が体育館のドアを開けると









先輩「あ！来た来た！罪沢さんと、月川さん！」




先輩「わー！入ってくれてありがとー！！」





「「え、」」





凄く歓迎された。どうやら先輩は私達のことを知っていたらしい。良かった、いい先輩っぽい





やっぱりダンス部が有名なだけあってかなり、いや凄く上手い





部員の雰囲気も良くて、人間関係とかも心配なさそうだ





貴「なんか、流石、としか言えないよね…。」




月「うん、凄いね。最初からその気だけど、ダンス部絶対入るわ…。」




貴「うん、置いていかれないように練習しなきゃなー…」






＊＊＊＊＊＊




放課後になると、私は帰る…ことなく
ジャージの下だけ着替えて、屋上へ行った





扉を開けると





貴「はぁ〜…涼しっ…」





ほどよい風が当たって気持ちいい





まぁ、風に当たりに来たんじゃないけど




最近、家で踊るのも騒がしいし悪いかな、と思い屋上で踊ることが多くなった




私は、携帯から音楽を鳴らし、誰もいない屋上で踊り始めた




ちょっと危ないけど、ロンダートやバク転もたまに取り入れて









…あぁ、やっぱりダンスはいいな、気分が良い




と、完全に独りの世界に入っていた





よし、ここでターン…







ﾄﾞﾝｯ







？「は、」




貴「え、」





誰かにぶつかってしまった





そしてそのまま＿＿＿＿＿









貴「うわ！？」




？「うぉ！？」




ぶつかった人も巻き添えに転んで、というより倒れてしまった

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