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「な、な、な、何してるんですか？」
「ンハッ。動揺し過ぎ……びっくりした？」
突然でビックリしてしまい私はどもってしまうのに二宮さんは笑う
(人の気も知らないで……)
「はい…びっくりしました」
「大野さんと食事してたんだよ、で、奥さんと星子を迎えに行くって言うから着いてきた」
大野さんは『ふにゃっ』と私に笑うと
二宮さんに何やら耳打ちした
「ん、分かったよ。大丈夫…ありがと」
「Aちゃん、おれは朱里送るからニノに送って貰いなよ？」
「え？大丈夫です！帰れます！」
(今、…ふ二人きりなんて無理！)
私はブンブン首を横に振るが、大野さんは少し眉ねを寄せる
「だぁめ、女の子は危ないんだから。ちゃんと甘えなさい」
「いや、でも毎日一人で帰れますし！」
グチグチしていた私に二宮さんは視線を走らせ右手グッと掴む
(ん？！)
「いーから、行くよ？A！大野さん またねー！奥さんありがと！」
歩き出して気付いたが、朱里さんが入り口から笑顔でヒラヒラと手を振っていた…
私は引き摺られるようになりながら頭を下げて、二宮さんに着いていく
「に、二宮さん！ちょっと、あの…」
「さて、星子は車平気？酔ったり…する？」
急に立ち止まると、二宮さんはくるんと振り返った
「大丈夫ですよ…？」
「あ、そ。じゃこっち…」
連れていかれたのはコインパーキング
わけが分からず着いていくと黒い車の助手席の前で手を離された
「はい、乗って。金払ってくるから」
「え？」
車は国産の有名なSUV車だった。ちょっとハードな外観がなんとも二宮さんが似合わない気がして戸惑っていると
「大丈夫オレのだから、乗ってて」
と苦笑いされた
「あ、はい」
すぐに戻ってきた二宮さんは私にミネラルウォーターを手渡してくれた
「喉乾いてたらどうぞ？…星観に行くのに山とか登るからさ。コイツ位無いとね」
(へー。意外)
インドアかなぁって思ってたけど、確かに星の観測には山中に行くだろう
「今日は今度の流星群見るための場所探ししてたら大野さんに食事誘われたからさ」
「あ、流星群！そうでしたね。８月はペルセウス流星群！」
「そ。プラネタリウムの内容はそろそろ秋だけどね。さすが星子…Aよく知ってるな」
二宮さんがエンジンをかけながら、私を見て目を細めた
暑い車内がエアコンで冷やされていく
オーディオからは拍手に続いてピアノの音
私が黙って聞き入っていると、車が走り出していた
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櫻宮 - またまたコメ失礼します。櫻宮です。星月夜には愛を謳うのパスワード教えていただけないでしょうか？よろしくお願いします！ (2021年7月23日 16時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 分かりました！わざわざコメ辺ありがとうございますm(_ _)m (2021年7月22日 9時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
咲詩(さきうた)(プロフ) - 櫻宮さん» 櫻宮さん。コメントありがとうございます。お問合わせのパスワードは『夜空を君と公開について』をご覧ください。再公開のため新しい内容ではないです予めご了承くださいm(_ _)m (2021年7月19日 22時) (レス) id: 1da0056f17 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 初めまして。櫻宮です。一つお聞きしたいことがありまして...この[夜空を君と]の３と４がパスワード認証になっており中身が見れません。パスワードを教えていただけないでしょうか？よろしくお願いします。 (2021年7月19日 18時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
咲(智咲)(プロフ) - ぷうさん» コメントありがとう。翔さんにチェロ持たせたいよー( *´艸｀) 似合うと思うの麗しいよね！しかもリベルタンゴを是非！願望駄々もれです(笑)続きも頑張りますね！ (2016年9月13日 20時) (レス) id: ba6a9accd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲詩(さきうた)
| 作成日時：2016年8月17日 9時
