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交差する炎 ページ15

次の日与えられた雑用係という役割を果たすために学園へ登校したところ自分の姿を見る多くの生徒が何故かどよめきこちらをチラチラと見てくるではないか。



「あぁやっと見つけましたよホタルさん!!!!」



如何にも疲れは果てたというような表情をしながらこちらへ向かって来るのは学園長、とエースたちが呼んでいた彼女にとっては面妖な仮面を常に装備している怪しい男。



「昨夜ぶりだねぇ、あたしに何か用でもあるのかい?」



「大ありだから優しい私が来たんですよ!制服は後で支給しますから取り敢えずは魔法で着替えさせますからね!ホタルさんのクラスは1ーA、昨日一緒にいたトラッポラ君とスペード君と同じなので学園のことは彼らに聞いてください!」



「トラッポラ...すぺぇど?昨日いたということはエースとデースのことで合っているのかねぇ?」



「そうです彼らで合ってます!私は忙しいのでこれで失礼しますよ!」



状況を全て理解することはできなかったが何となく周りの反応からめでたいことだと感じ取ったのでまずはグリムと喜びを分かち合い2人を探すためその場を去ろうとしたのだが



「見つけたぞ狼藉者!!!!!!」



彼女が敬愛してやまない師匠にも優らずとも劣らない声量で自分の元へずんずんと突き進んでくる体格のいい青年に彼女は全くもって見覚えがなかった。




ただ理解したのは恐らく彼の言う狼藉者が自分であることと、この短期間で関わった人間の関係者で友人関係ではない。恐らくは師弟、高貴な身分であったのならば彼に仕える家臣、護衛と言ったところだろうかと彼女は短時間で一通りの考えを張り巡らしていれば手首を掴まれ彼女が知る同年代の青年にしては中々凄みのある顔で彼は再び口を開く。

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鈴懸(プロフ) - 星猫さん» すみません、私は友達であろうと他人であろうと合作する気は全くもってありません。 (2021年10月2日 19時) (レス) id: b78c3dc165 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか?怪談レストランは知ってます?後、一緒に合作しませんか? (2021年10月2日 11時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
鈴懸(プロフ) - 星猫さん» 返信遅れました、コメントありがとうございます (2021年9月23日 21時) (レス) id: b78c3dc165 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 初めまして!とっても素敵ですね!高評価しました! (2021年9月19日 21時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鈴懸 x他1人 | 作成日時:2021年8月8日 2時

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