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第122話 ページ50


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A「送ってくれてありがとうね」


風間「ああ。今日は早く休め、太刀川のあれは本気だぞ」


A「ふふ、そうします」



楽しげに明日な、と手を挙げた太刀川さんの姿を思い返す。


甚く真剣そうな蒼也くんの声色にくすりと笑みがこぼれると、つられるように彼も口元も緩めた。


互いの吐き出す白い息が、混ざり合って溶けていく。


___不意に、それまでポケットに入っていた手が頬に伸ばされる。



A「…、?」



彼の熱が数ミリの先で感じられた。

冷えた肌に触れる直前、はっとしたように離れていく。



風間「寒いだろう、早く中に入れ。…おやすみ」



蒼也くんはくるりと背を向けて小さく呟く。


A「…うん、ありがとう。おやすみ」



冷え切っていた頬は、内側からいつの間にか温まっていた。


自室に向かいながら熱を持つ頬に手をやると、耳元でシャラリとブレスレットが音を立てた。




___________________


ついに続編に移行します!

ここまで読んでくださった方々には深く深く感謝申し上げます。コメントやお気に入り登録、評価など、とても励みになっています。

今回は、この作品を始めた時からずっと書きたかったアフト組との番外編を沢山書くことができて作者としても非常に楽しかったです!本編の方はシーンが難しくて更新が滞ることもありました、申し訳ないです…。


続編ではB級ランク戦と日常編、そしてガロプラ編に入っていく予定です。そして主人公の恋が発展していく予感…?

落ちについて。なんとなく気づいていらっしゃる方々もいるかもしれませんが風間さんになりそうです。その他のメンバーとの恋愛もif storyで書きたいなと考えています。

ここまでお読みいただきありがとうございました!拙作ですが、どうか続編にもお付き合い頂ければ幸いです。 フォルテ


 

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フォルテ(プロフ) - kasunana__ka10iさん、コメントありがとうございます。続編は先ほどまで準備中でしたが、只今公開しましたのでご覧くださいませ!お待たせいたしました。 (2021年2月18日 18時) (レス) id: d29ecefbc9 (このIDを非表示/違反報告)
kasunana__ka10i(プロフ) - いつも楽しく拝読させていただいています!続編のパスワードはどこでみたらわかりますか? (2021年2月18日 18時) (レス) id: 74459d3d5c (このIDを非表示/違反報告)
フォルテ(プロフ) - ゆかりさん、コメントありがとうございます。少しでもお勉強の励みになれたら幸いです。これからも更新頑張ります! (2021年2月17日 18時) (レス) id: d29ecefbc9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 受験勉強の息抜きに見てるんですが、やっぱり面白いです。これからも応援してます。更新頑張ってください。 (2021年2月17日 15時) (レス) id: 62a35361d3 (このIDを非表示/違反報告)
フォルテ(プロフ) - まるさん、 コメントありがとうございます。読んで頂けて嬉しいです!先程ご指摘いただいた箇所に修正を加えました。主要キャラクターの名前ミスはお恥ずかしい限りです…また誤字や不適切な表現があれば教えて頂けると幸いです! (2021年2月17日 14時) (レス) id: d29ecefbc9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フォルテ | 作成日時:2021年2月6日 4時

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