4年前死んだはずの彼女が、帰ってきたらしい。3【ワートリ】

第103話 ページ23

その勝負は結局6−4でカゲさんが勝っていた。

鋼さんが悔しそうにしていたのであと10本待とうか聞くと、お前とも戦いたいからいい、と言われてしまった。どうやら二人はまた後でもうひと勝負するらしい。


換装体でカゲさんと対面すると、彼は楽しげに笑った。



カゲ「ようやくお前にリベンジできるなァ、四宮」


A「いえいえ、今回も負けませんよカゲさん」


カゲ「…ッハ、一本も取らせねェよ！」


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＿＿＿＿...



A「やった、今回は8本！」


カゲ「くっそ、四宮てめェ…」


鋼「カゲが8−2で負けるのか、…」



ボーダーのトリガーもかなり使いこなせてきている気がする。


スコーピオンのどこからも出せるという特性や、形状の自由度の高さもかなり利用できるようになってきた。


カゲさんの戦い方がなかなかにアクロバティックだから、引っ張られて色々試してしまった。



＿＿何より最近はバイパーが私の中ではブーム。


引く弾道のパターンをこの間リアムと色々考えて、それを実践出来たのは良かったな。




カゲ「鋼ボロッボロに負けろ」


鋼「こらカゲ」


A「ふふ、お手柔らかにお願いしますね、鋼さん」


鋼「こちらこそ…始めようか」

　

＊番外編　神の国にて６→←第102話

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