12.眠り姫 ページ14
中也side
会ったばかりの女に連絡先を渡してしまった。
どうせ青鯖の知り合いだからいづれ知られるだろうと思って渡したが良かったんだろうか。
ま、勝手に教えられるよりマシだしな。
そんなことを考えながら拠点に戻ったが、何やら様子がおかしい。
かと言って襲撃とかじゃなさそうだ。
首領室に人だかりが出来ている。
人混みを掻き分け中に入るとベッドに小さい女の子が寝ていた。
毛布の所為で服装は見えなかったが、髪型が二つ結びだった。
ベッドのすぐ横には首領とエリス嬢、其れに姐さんまでいた。
此方に気づいたエリス嬢が手招きする。
「本部ビルの前に倒れていたらしいのよ。コウヨウが見つけて連れて来たの。名前はしおって書いてあったわ」
あの女、Aが言ってた名前じゃねーか。
「全く目を覚まさないのよ。家族は何処に行ったのかしら」
「エリス嬢…俺、其奴の家族知ってます」
エリス嬢が驚き駆け寄ってくる。
「チュウヤ、其れ本当なの?何処にいるの?」
「っと、今日街で声を掛けられました。彼方も探していたようで。一応連絡先も貰って来ました」
「其れは早めに連絡を取ったほうが良いのではないかね?」
連絡をするように促してくる首領。
「ですが問題がありまして。実は家族と一緒に居たのは太宰でして。若しかしたら探偵社にいるのかもしれません」
「探偵社、か。其れについては此方で何とかしておこう。中原君は連絡を」
「はっ!」
そう言って下がろうとすると声が聞こえて来たので振り向くと
「お兄ちゃんたち、だぁれ?」
眠たそうな声で首を傾げている二つ結びの女の子がいた。
やっとお目覚めか。
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らおらお(プロフ) - 好きです。読み続けたくなる。 (2019年4月3日 17時) (レス) id: ee472e7980 (このIDを非表示/違反報告)
四ッ谷(プロフ) - 一つ小説の話としては、最初のしおちゃんがいないシーンですが、さとちゃんならもっと焦ってて、太宰さんの言葉もすぐ切り上げてどっかいってしまう位の子だと思われますよ〜!(でもそしたら文ストとの関わりが無くなるのか?) (2018年10月30日 17時) (レス) id: fcad229650 (このIDを非表示/違反報告)
四ッ谷(プロフ) - そもそもさとちゃん自体がいない…?何方にせよ、ハピシュガが大好きな身としてはあまり好ましくない設定なので、今一度設定を見直して頂くか、類似設定の別物(異能の名前を変えて、しおちゃんは別の名前の女の子にするなど)していただけると幸いです。 (2018年10月30日 17時) (レス) id: fcad229650 (このIDを非表示/違反報告)
四ッ谷(プロフ) - あの、3話までしか読んでないのでその後の設定に関わる様なら申し訳無いんですけど、さとちゃんが夢主と成り代わってる時点でそれってもうハピシュガの設定を借りただけの別物ではないですか…?これだとキャラ崩壊以前の問題の様な気がします。 (2018年10月30日 17時) (レス) id: fcad229650 (このIDを非表示/違反報告)
ココ(プロフ) - 最近ハッピーシュガーライフのアニメを見てたのでコラボ作品を見つけてテンションが上がりました!とても面白くて好きです!これからどうなっていくのか楽しみです、更新頑張ってください!^^ (2018年9月12日 17時) (レス) id: 8afcf3da14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:kiri | 作成日時:2018年9月7日 23時