【チョロ松】嘘で別れ話をしたら大変なことになりまして【おそ松さん】

後悔その４ ページ7

顔を見合わせるみんな。それがどうしてなのか私には分からない。


「…言いにくいんだけど〜…」

トド松が口を開く。

「実は結構前からね、Aちゃんと話してるときのチョロ松兄さんの目線、ちょっと怖かったんだよね」


「え…？それって、どういう…？」

目線が怖い…つまり、睨んでたりってこと…？

「たぶん、チョロ松兄さん、嫉妬深いのかなぁ？」

なんて首をかしげてて。

「俺もその事で疑問があったからな。brotherに直接聞いてみたんだ。



そしたらチョロ松、俺たちと話してるだけでもかなり嫉妬するらしいぞ。

俺たち兄弟にはさすがに手は出さない、とは言っていたがな」

と、思い出したように言葉を続けるカラ松。



「ま、Aって確かに見た目“は”可愛いしな、それにチョロ松の初めての彼女だぜ？」

「……たぶん、大事にしてる以上に、自分だけを見てほしい、のかも…」

「あんねー！でもチョロ松はAちゃんを傷つけることはしないって言ってたよー！！」

おそ松に続き、一松、十四松の順に推測や、知っている事を述べている。

だが、おそ松には一つだけ言いたいことがある…！！

「見た目“は”ってなんだ！！“は”って！！」

「えー、だって事実じゃん？」

そう言いｹﾗｹﾗ笑うおそ松。

「っ死ねぇぇえええ！！！」

そう言いおそ松に顔面パンチをお見舞い。

「いってぇぇぇぇぇえ！！！」

殴られると叫ぶおそ松を見て笑うみんな。チビ太も笑ってる。

普段はクズでダメダメなニートでも、やっぱりこの雰囲気は楽しくて好き。

私も面白くてみんなと笑いあってた。









まさか、これをチョロ松が見てたんて知らずに＿＿＿。



＿＿監視＿＿

症候群その２→←後悔その３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す