56、ルナとナツキ ページ20
トウマside
ルナ(ねぇ、トウマー。ナツキどこ行ったか知らない?)
ナツキが家を出てからしばらく経つと、ルナが起き、いつも一緒にいるナツキのことを問う。
あの後、二人と二匹で話し合い、兄のステラを俺が、妹のルナをナツキが面倒を見ることになったから、いつもは一緒にいるのだ。
ステラ(そういえば、いつもはトウマより起きるの遅いのに今日は早く出て行ったな。)
ルナ(えー!?お、お兄ちゃん、私、また置いてかれるのかな、、、)
ステラからそのことを聞き、ルナは心配そうな顔をする。
そういえば、ナツキのことこいつらに話してなかったな。
トウマ「ナツキは、今日は大事なステージがあるんだ。だから早く行っただけだよ。俺たちも後で観に行くから準備しとけよ。」
ステラ/ルナ(ステージ?)
俺の言葉に、兄妹は揃って首をかしげる。
トウマ「ナツキはサファイアって名前使って歌手として活動してるんだよ。で、今日はそのライブ。」
ルナ(わぁ、そうなんだ。確かにナツキ、歌上手だもん。楽しみだなぁ。)
ステラ(お前聞いたことあるのか?)
ルナ(うん。前に私が眠れなかった時に歌ってくれたの。すごく落ち着く綺麗な歌声だったの。)
子守唄か。あいつらしいな。
ステラ(そんなにすごいなら、俺も楽しみだな。)
ブラン「おーい、お前たち。そんなに話していて時間は大丈夫なのか?」
ブラン叔父さんに言われ、俺が時計を見ると、時計はすでに8:30を過ぎていた。
待ち合わせの時間は9:00だから、そろそろ出ないとな。
トウマ「あ、もうそんな時間か。じゃ、二人とも準備できたか?」
ルナ(あ!ちょっとまって!)
ルナが準備を終えると、俺たちは、家を出て待ち合わせ場所へ向かった。
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余談ですが、この時のトウマくん頭の上にステラを乗せ、ルナの方を抱いています。
トウマくんの頭の上がステラの通常ポジションです。
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水無月 夜深(プロフ) - 更新頑張ってくださいさん» コメントありがとうございます。頑張ります!、、、でいいのかな? (2019年6月27日 15時) (レス) id: 876c58e39e (このIDを非表示/違反報告)
更新頑張ってください - みさみさ (2019年6月27日 12時) (携帯から) (レス) id: 6d421c109e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月 夜深 | 作成日時:2019年5月27日 15時