【あんスタ】夢ノ咲学院アイドル科改正計画 (ページ9)

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計画6 ページ9

そして次の日の朝、私はあんずに企画書を渡すためにいつもより早く学院に向かった

すると門で、朔間先輩が立っていた

こっちに気付くと、歩いてくる

零「おぉ、嬢ちゃん。ちと話したいことがあってのう」

私は、ある疑問を持った。
それは

『朔間先輩、貴方は昨日、私の事は「お主」と呼んでました。なのにどうして急に「嬢ちゃん」と呼んだのですか。昨日、あんずさんと話して何かあったのですか？』

零「急に質問と思えばそんな事かえ。これは普通に気分じゃよ。不愉快に思うなら呼んでほしい名を言っておくれ」

『……呼び捨てでお願いします。そっちの方が慣れてるので』

零「…うむ、わかった。」

『それで、私を見るなり話しかけてきたという事は私に何か用でもあるんですか？』

零「話が早くて助かる。嬢……Aに少し話があるんじゃ」

『…わかりました。ですが…』

言葉を防ぐように朔間先輩は

零「今すぐ話したいんじゃよ。」

夏目「お願いできないかナ？」

突然現れたのは逆先夏目くん。

あんずと同じクラスだ。

『……それでは、お話の内容を簡単に説明してくれませんか。それで判断致します』

夏目「じゃあ単刀直入に聞くけド、Aはあんずにいじめられてるのかイ？」

『へ……』

え、なんで……急にそんなこと…

夏目「驚いた顔をしてるネ。僕達ハ、君を助けたいんダ」

『は……あ、いや、ど、どうして…ですか？』

夏目「まずは僕の質問に答えてもらおうカ。」

『……いえ、別にいじめられてなんかいませんよ。あんずさんはとても優しく接してくれます。』

夏目「…そウ。もう1つ質問していいかナ？」

『構いませんよ？』

夏目「どうしテ、こんな朝早くに学院にきてるノ？」

『それは、あんずさんにこの企画書を渡すため……』

そう言いながら企画書を出す手が止まる。

しまった

つい言ってしまった。

夏目「おや、この企画書…プロデュースもあまりしてない君ガ、なんでこんな高度な企画書を作ってるのかナ？」

企画書を出す手を止めると、その手を掴んで無理やり企画書を奪われ、その内容を見ると、そう言った。

『か、関係ないじゃないですか。返してください』

取り返そうと企画書に手を伸ばすが、ひょいと企画書を持ち上げられる

夏目「関係なくないよネ、僕達は君を助けたいんダ。少しだけでも話を聞いても損はしないと思うけド？」

確かに一理ある

『わかりました。話を聞きましょう。』

夏目「ありがとウ♪」

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