計画1 ページ4
「さーちゃん今日も可愛いよぉ!!」
「俺らの天使だぁぁぁ!」
『〜♪』
私は沙羅未来。本名、月雲A。中学二年後半の時からスカウトされ続け、高校1年にデビュー。
自分で言うのもあれだけど、超大人気アイドルだ。
ファンは億千も超え、グッズも世界中に売り出され、外国にまで広まったらしい。
男性問わず、女性のファンも多い分、アンチも多いが、全然気にしない。なんせ私は、メンタル強いからね〜♪
それに、困った時はファンの皆が助けてくれる。だから私も皆を助けたい。少しでも笑顔になってくれる人が増えれば、私はアイドルになって良かったと思える。
そんな私は今、ある悩みを抱えている。
それは、『いじめ』
親の反対も押し切ってまでして入った夢ノ咲学院。アイドル科は男性アイドルを育成するらしいから、入れなかったんだけど、プロデュース科ならアイドルの皆と関わる事ができるらしいから、入った。
でも、それは間違いだったのだ_
*****
転校初日
はぁ…緊張するなぁ……
今、私は舞台裏にいる。
どうやら全校生徒の前で自己紹介をしてほしいらしい。
待っていると、先生が来た
椚「Aさん、準備が出来ましたよ。心の準備はいいですか?」
この人は椚先生。最初は厳しめの人かと思ったけど優しくて、気をつかってくれる。
『はい。もうバッチリです』
そして合図と同時に私は、舞台に歩んだ。
『……親の転勤により、転校してきた月雲Aです。これから、プロデューサーとしてどうぞ、よろしくお願いします』
ペコりと軽くお辞儀をし、顔を前へ向ける
そして考えてきた文を言い、私は舞台裏に戻る
陣「お疲れ」
そう言いながら肩をポンっとたたいてくれたのは、保健医を担当している、佐賀美先生。
『ありがとうございます』
陣「それじゃ、お前のクラスに行くぞ。そこでも、改めて自己紹介をしてもらうからな?」
『わかりました』
少しだけニコッと笑いながら私は佐賀美先生に着いていく。
だが、佐賀美先生は少しだけ悲しい顔を浮かべる。
私は?を浮かべながら教室へ辿り着く
そう、ここまではよかった
問題は、教室内で起こったのだ
*****
『改めまして、親の転勤により転校してきました、月雲Aといいます。これからここのクラスで共に、仲良くしてください』
お辞儀して顔をあげた瞬間、顔に丸めた紙が当たる。
「は?ふざけんじゃねーよ」
これが、史上最悪な学院生活の始まりなのだった_
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ひよりたん(プロフ) - 夢主ちゃん頑張って!あと更新待ってます! (2021年8月19日 10時) (レス) id: 5b72c3e53e (このIDを非表示/違反報告)
キランゆっくりん★(プロフ) - 恋乃さん» ありがとうございます!頑張りますね (2020年12月15日 6時) (レス) id: 6a64826c27 (このIDを非表示/違反報告)
恋乃 - 続きが気になります頑張ってください応援してます。 (2020年12月8日 15時) (レス) id: 39b0ab1df5 (このIDを非表示/違反報告)
キランゆっくりん★(プロフ) - まやさん» ありがとうございます! (2020年4月26日 0時) (レス) id: 6a64826c27 (このIDを非表示/違反報告)
まや - 分かりました!更新頑張って下さい! (2020年4月23日 21時) (レス) id: d480575806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キランゆっくりん★ | 作成日時:2018年11月18日 14時