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「ッハ！期末テストでアイツと契約した馬鹿共を自由にするために取引しただと！？
ハハハハ！コイツはいいなァ。背筋が寒くなるぜ」
マジフトの朝練後、学園の大食堂にて。
私の話を聞いて昨日の夜に引き続き高笑いなさるレオナ先輩。
「ちょっと！学園長に脅されたんですってば！
７割以上は学園長のせいですから！」
「あ？金銭面？
そんなの俺かスカラビアの坊ちゃんに頼めばお前ならどうとでもなるだろ。
まあ俺はタダでは貸さねえが」
「レオナ先輩本当そういうところ、、、後が怖いから無理ですって。
大体お金目当てで頼るとか人間として終わってるじゃないですか。
普通に良くしてくれてるんだからこっちも普通に仲良くしたいんですぅ〜〜
レオナ先輩と違って性格捻くれてないので」
「お前なあ、」
「まあまあレオナさん。
それにしても、アズール君のノートはスゴいって噂っスからね。
欲しくなるのもわからなくないっスけど」
フォローに入ってくれたラギー先輩のお陰で話が戻っていく。
「そういえば、二人とも今回の試験でアズールとは取り引きしなかったんスね。
レオナ先輩とか、一番楽したがりそうなのに、、、、アッ、いや、何でもないっス」
ジャックが口を紡ぐ。
「バーカ。誰が好き好んであんなインチキ野郎と何度も取引するか。
背に腹は変えられなくて取引したことはあるが、毎度ロクな条件じゃなかった」
「確かに、進んで力を借りたい相手じゃないっスよねぇ。
ちょっと無茶なお願いもホイッと叶えてくれるし、実力がある魔法士なのは確かなんスけど」
私はその言葉を聞き逃さない。
これは完全な証拠だ。
今、自分の口からこの人たちは契約の経験があると言った。
「そもそも取引ってのは、欲しいものがある方が不利に決まってる。
頭の回らない草食動物が軽い気持ちで契約すりゃあの手この手でカモられるのがオチだ。
まさかお前までそっち側だとはな」
呆れた様子で話し続ける先輩に、私は話を持ち掛ける。
「そうなんです。でも私負けるつもりで契約なんてしません。
そこで先輩たちにひとつ手伝ってほしいんですけど、、、」
結んだ契約の達成条件、私の粗方の考察、そして今の段階で考察から導き出しているシナリオをササっと話した。
アズール先輩は今まで結んだ契約の契約書を金庫で物理的に保護・保管していること
恐らくわざと、契約書が無敵であると見せていること
私が契約をする時点で署名後に手渡す際に
破こうとすれば破くことができた、実際に少し破けた、
つまり契約書はあの時点で普通の紙であったこと。
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ハク(プロフ) - 或さん» 或さんはじめまして！ありがとうございます！唐突な告白に私も愛が溢れました、、、！随時更新していきますので、これからもご贔屓ください！ (2020年10月12日 12時) (
レス) id: 0da3a6c4bf (このIDを非表示/違反報告)
或 - この作品マジで大好きです。(唐突な告白失礼致します<(_ _*)>) (2020年10月4日 12時) (レス) id: 62feb543dd (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - カカオさん» カカオさん初めまして！コメントありがとうございました！ 今少し現実世界で忙しいのですが、空き時間を見つけては私の妄想を文字起こししていくので気長に待っていただければ幸いです！ カカオさんも幸せな夢女子ライフをお過ごしください！ (2020年8月27日 14時) (レス) id: 0da3a6c4bf (このIDを非表示/違反報告)
カカオ - 続編おめでとうございます 更新頑張ってください (2020年8月24日 23時) (レス) id: 91c2dfd957 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - ちゃんちゃんこさん» ちゃんちゃんこさんはじめまして！嬉しいお言葉ありがとうございます！お陰様で更新が捗っております〜！！宜しければこれからもご贔屓下さい！ (2020年6月5日 19時) (レス) id: 0ebe25b1eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク | 作成日時：2020年6月3日 18時
