あなたは美男子のもの

いつもの日常 ページ2

トウマside

A「んーーーっ、やっと学校終わったー！」

『じゃ、帰ろっか』


学校が終わると、僕たちは毎日一緒に帰っている。


A「うん！今準備するから待っててね！先行かないでね！？」

『大丈夫だよ、置いてかないから』

A「ねぇねぇ、今日暇！？」

『うん、暇だけど…』

A「ならさ、ちょいと甘いもの食べて帰らない！？サーティーワンのクレープ食べよう よ！」

『いいよ、Aのおごりでね』

A「えぇーっ！？ひどくない！？」

『冗談だよ』


Aはいつも冗談を本気にしてしまう。でもそんなところもかわいい。


サーティーワンにて


A「はわぁ〜うまい、うますぎる！さっすがサーティーワン！」


Aは幸せそうにクレープを食べている。ちなみに僕のおごりだ。


『Aが嬉しいそうならならよかった』

A「やっさしいね〜トウマ君は！やっぱ好き！」


キュン。Aは自覚なしに僕に嬉しいことを言ってくれる。
でも、Aの言う「好き」は、恋愛的な意味じゃなくて、親友的なことだろう。


『…ありがとう』

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