私の過去と君の未来~明るい未来、残酷な絶望~【鏡音レン】

　　「８　君の家は？」 ページ9

レンside



俺は、リンに頼まれて、ミカンを買いに行き、その帰りだった。




ちょうどAの家の前を通ったので、ちらっと見ようかなって思ったら、





家の前にAがいた。




・・・どうしたんだ？家に入らないのか？




そう思い、Aに話しかけた。




レン「・・・A？何してんの」




貴方「うわぁ？！な、なんですか？！・・・あれ？レン君？どうしたの？」





レン「そっちがどうしたんだよ？」




貴方「・・・。」




Aが黙りこんだ。





きっと、家の鍵を落としたり、学校に忘れたりしたんだろう。




そうに違いない。




もう１回、Aに話しかけた。





レン「鍵をどっかに忘れたりしたんだろう？だから、家に入れない。」





貴方「・・・うっ。そうだけど．..((ｻﾞｱッ 寒...」





Aはガタガタと身体を震わせる。




...仕方ない。




むしろ、リンは喜ぶだろう。




レン「・・・こっち来い。家に入れないんだろ？」




貴方「！う、うん？」




ちょくちょく歩くA。




この野郎め。可愛いな。




貴方「・・・え？」




レン「リンもいるから大丈夫だ。親もいるし。」




貴方「えええ…！い、いいの？」




レン「ああ。」




リン「何ごちゃごちゃいってんの？ってAちゃん！？どうしたの？！」





貴方「鍵、忘れて...上がらせてもらいます...ごめんなさいm(__)m」




Aはその場で頭を下げた。




リン「あわわわ...と、とりあえず家に入って！ね(汗)」




貴方「・・・うん。」





ｶﾞﾀｯ





リン「ねぇ、Aちゃんはご飯食べた？良かったら食べたら？」





貴方「食べて無いけど、ご飯まで...悪いです。」





レン「遠慮なく食べててけばいいじゃん。」





リン「そうだよ！まだ私達も食べて無いし。一緒に食べよ！」





貴方「リンちゃんとレン君が言うなら、...食べる」




A、いい人。





リン「ねぇ！いいよね？めー姉、ルカ姉、ミク姉、グミ姉。」




?？「ええ、もちろん。」




?？「いいよ^^」




?？「大歓迎☆」




?？「おk！いいよ〜〜ん。」




...みんな、むしろ「食べてけ☆」な感じだな。




可愛い子大好きな姉達だもんな。

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