五十 ページ50
山姥切「あんた、本当にいいのか？
もしかすると、審神者として永遠にとどまるかもしれないんだぞ？」
「構わない。元よりそのつもりでいる。でなきゃ、こんな話了承しない。」
山姥切「そうか……。」
霊力はどうするのだろうか？おれのままであればすぐに刀剣男士、
ましてや本霊だとバレてしまう。
だが、前と少し感覚が違う。目をいじる時になにか施されたか？
どちらにせよ拒否権などなかったのだな。
山姥切「ああ、そうだ。霊力と、あんたの練度について説明させてもらうぞ。」
やはり何かしたか。
「ああ、お願いする。」
山姥切「まずは霊力について、あんたの霊力の出処は目だ。
だから視力を弱くして、溢れ出す霊力を抑えた。
次に練度について。あちらの刀剣男士に対抗できるように、
あんたの練度は限界まで上げられている。それと、急遽極にもな。
本当はこんなことしないんだけどな。本霊が亡くなってしまったら
一大事ということで、上層部の話し合いの結果によりこうなった。」
「なるほどな…。」
そういえば、あの本丸のこんのすけと連絡が取れないんだったな。
もう見つかっているのだろうか？
山姥切「あと、こんのすけについてだ。
あの本丸が発見されてから今まで、連絡が取れてことは1度もない。」
なんだと？一年以上もたっているというのに、まだ連絡がつかないのか。
となると、審神者に拘束されどこかに隠されたか、
闇堕ちした男士に拘束され隠されたか、
あるいは、もうその姿を表す力も残っていないか、
最悪の場合……
山姥切「最悪の場合はあちら側に着いているということだ。
事例は少ないが、過去にいたという記録もある。
雰囲気が澱んでいれば確実にあちら側だろう。」
「なるほどな。ではまずあちらに着いたら、
挨拶、それからこんのすけ探しだな。」
山姥切「そうなるな。健闘を祈る。無事でいろよ。」
東雲「ゲート、開いたぞ！」
「今行く。」
.
夜か、勝手には入りたくないんだが、仕方ない。
声は抑えよう。
「主。紫苑白蓮、今ここに。
最期までここの男士としていれなくてすまない。
おれはブラック本丸に行くことに決めた。
抵抗してくれてありがとう。
正直、嬉かった。」
「今までありがとう。もしまた会えたのなら、
宜しくして欲しい。」
またな、とは言葉には出さない。
おれは死んでしまうかもしれないから。
.
紫苑が去っていった。
「もちろんだよ。がんばって、ね。」
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あおぞらおおぞら - 美琴さん» ありがとうございます！更新速度は遅いけれど頑張ります！ (2019年3月23日 11時) (
レス) id: d4263e4fcb (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - あおぞらおおぞらさん» リア友おおおおwwwwwん"ん"っ失礼しました。たまにクスッと笑いながら読ませてもらってます！(？)更新頑張ってください！ (2019年3月20日 0時) (レス) id: 99eb379e1f (このIDを非表示/違反報告)
あおぞらおおぞら - はい！頑張ります！…………………………………………………………………………………リア友よ (2019年3月12日 16時) (レス) id: d4263e4fcb (このIDを非表示/違反報告)
エリィ(プロフ) - 更新頑張れヾ(*´∀｀*)ﾉ (2019年3月11日 18時) (レス) id: 0042403ad9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱﾊﾟｰ | 作成日時：2019年2月17日 0時
