四十七 ページ47
意識が浮上してくる。
ここはどこだ。明るいのはわかるが、それ以外が見えない。
目隠しをつけられているわけでも無さそうだ。
音がする。誰かいるのだろうか？
「誰かいるのか？ここはどこだ。」
おれの見立てによると、ここは政府だと思われる。
本丸に明るくて真っ白なんて無かったはず。
？「紫苑……すまない……。」
この声は山姥切国広殿だろうか？政府だとしたら、東雲殿の側近か？
それにすまないとはどういうことだろうか？
目が霞むのに関わることだろうか？
目については十中八九今回の一件でのことだろう。
それで体になにか施されたな。構わんが。
風景がかなり霞むのは少し不便だ。だが完全に見えないのよりはマシだろう。
？「おー起きたかよ。俺の事はわかるかー？」
「その声は東雲殿か、何故おれはここにいる。
まぁどうせおれの霊力についてだろうがな。」
東雲「おーよくわかってるじゃねぇか、んでやっぱ目。
見えなくなってるんだな。」
「見えない訳では無い。霞むんだ。誰が誰だかの判断は一応着くと思う。」
色はわかる。全然大丈夫だ。戦闘にも支障はないだろう。
聴覚はなんともないからな……嘘をついた。右はあまり聞こえていない。
検非違使と相対した時にやられたのだろうか？
これは少しばかり不便であるな。
山姥(東)「東雲。反応を見る限り、右耳がやられている。
これはどうにかならないのか？だいぶ致命的だぞ。」
バレている。
それもそうか、話を聞くために左耳を声にする方に傾けているのだから。
東雲「あー..そっちの方は徐々に治るぜ。手入れは成功したからな。」
手入れ...してくれたのか？こんな出来損ないに？
山姥(東)「出来損ないとか、言うな。あんたは強い。自信をもて。」
「……声に出ていたか。すまないな。して、主は？」
東雲「あー自分の本丸にいる。3日目まではお前にべったりだったんだが、
鬼の形相をした一期に連れ戻されてな。」
東雲(一期も一応心配していたとは言わないでおこう。気負いそうだしな。)
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あおぞらおおぞら - 美琴さん» ありがとうございます！更新速度は遅いけれど頑張ります！ (2019年3月23日 11時) (
レス) id: d4263e4fcb (このIDを非表示/違反報告)
美琴 - あおぞらおおぞらさん» リア友おおおおwwwwwん"ん"っ失礼しました。たまにクスッと笑いながら読ませてもらってます！(？)更新頑張ってください！ (2019年3月20日 0時) (レス) id: 99eb379e1f (このIDを非表示/違反報告)
あおぞらおおぞら - はい！頑張ります！…………………………………………………………………………………リア友よ (2019年3月12日 16時) (レス) id: d4263e4fcb (このIDを非表示/違反報告)
エリィ(プロフ) - 更新頑張れヾ(*´∀｀*)ﾉ (2019年3月11日 18時) (レス) id: 0042403ad9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｱﾊﾟｰ | 作成日時：2019年2月17日 0時
