私、"彼ら"の給仕担当になりました【すとぷり】

百四十九粒 ページ6

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でも、私はもちろんリスナーで。

推しはいます。






ころんくん、本当に気が付かなかったんですよ。


だからびっくりして。

別に、ころんくん以外にビックリしなかったとかじゃなくて。

でも、最推しくんってやっぱり特別で。



かっこよかったです。

みんなの仲介役になってくれて。
ふふ、かっこいいなぁ、推しだなぁって。



でもそんなあなたの役に立てるなら役に立ちたい。

あなたが信じているもりさんに、頼まれているなら勿論やりたい。







そして、莉犬くん。


ハッキリ言って、あなたはすぐに分かりました。
まぁお酒のせいでほぼ忘れていたんですけど。



でも、あなたとはちゃんとお話ができて。

ちょっと叱ってくれもしたから。
自分の中でも整理ができました。


あと、わかるわぁって言ってくれて。


安心したんですよね。

あなたのおかげで今こうやって落ち着いて話せています。







…お兄ちゃん。


あー、やっぱり1番驚いたかもなぁ。

さっきね、絶対に幸せにしたいって言っているのを聞いてね、全然違うなって思った。



私の知っている頃のお兄ちゃんじゃないなぁって。

あ、いい意味でね。
凄く、かっこよかったよ。


今までずっと助けて貰っていたから、恩返し出来るかなぁとも思ってる。






そして、まぁ、さっきからちょこちょこ言ってるじゃないですか。

かっこいいなぁ、とか、嬉しいとか。






私、普通にときめいちゃうみたいで。


かっこいいなって思うんですよ。









るぅとさん、その、ごめんなさい。





私、欲望全開でした…



かっこいいなぁって思ってしまって。
その、見た目がタイプすぎて…


偶然会えちゃったりしたら、嬉しくて。



あなたが、るぅとくんぽいなってカフェでお話した時に思って。


また図書館で会った時にも思ったんです。


音楽関係の専門学校か、やっぱりそうかなぁって。



でも、私、あの時は本当に話を聞いているのも楽しくて。
そのままにしていました。









「これが、今まであなた達に思ってきたことです。
私、未熟だから、色んなところで矛盾ができるし、かっこよかったら素直にときめくし。
何考えてるんだろうって思われるかもしれません」







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