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百十八粒 ページ31

.







「あれ、知り合いだった?」







あらま、と驚くもりさん。

どういう関係?と聞いてくるころんくん。









いや、衝撃的すぎて一瞬言葉を失っていた。









「えっと、えっと、それはですね…」








必死に頭を回転させて思い出す。

多分、あれは、あの日、そう、多分。









「あの、合コンで…」







しかしそこまで言った所でもりさん、ころんくん、お兄ちゃんの声が重なった。









「「「合コン!?」」」









え、あ、はい。








と私が頷くと彼らは一瞬にして顔を見合わせ、もりさんがこう言った。









「うん、ちょっとここじゃなんだし中で話せる?」








いや、なんだろう。
前にもこんな尋問あった気がする…









____
____________









「…なるほどね、友達の代理で行ったと。
へぇ、そう」






怖いですよもりさん。








「でも莉犬くんはなんで行ったの?」








そして負けじところんくんも質問をする。









「やーだから、るぅとくんの代理だって」









そうだ、確かそんなこと言ってた。
友達の代理だって。




まさかるぅとくんだとは思ってなかったけど。









あの日の私は酷く酔っていて。
すっかり忘れていた。






そうだそうだ、私この人のことをほぼ確で莉犬くんだ!!!とかって言ってたんだよね。









あーーーー、忘れてた。

そして本当に彼は莉犬くんであったんだ。









ひょえ。









フラグ回収の神だよ。









「じゃなくて!!!それより前に!!!
Aはなーくんと知り合いやったん???」








さっきから静かだなぁとも思っていたのでがそうでもなかったようで。









「お兄ちゃん、それは私のセリフだよ」









いや、だって、わからなかった、まじか。









でも私のセリフに反応したのは彼ではなかった。


お兄ちゃんより先にもりさんところんくんが反応したのだ。









「「おにいちゃん!?」」









…なんか、色々と誤解されてそう。







.

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ゆぅる - しゅうくさんは読者をキュンキュンさせる天才ですか?? (2021年12月6日 22時) (レス) @page11 id: b4dee99bf3 (このIDを非表示/違反報告)
しゅうく(プロフ) - ゆあもんさん» ゆあもんさん…!!神ではないですよ!?でも頑張りますね!ありがとうございます!! (2020年5月17日 11時) (レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆあもん - しゅうくさん神ですか?私毎回読ませていただいてます!もうねこの作品は神です!これからも応援するので頑張ってください! (2020年5月9日 12時) (レス) id: 9253ce94df (このIDを非表示/違反報告)
シキ(プロフ) - しゅうくさん» 全然です!!ご自分のペースで更新されてください!いつまでも待ってます! (2020年4月20日 14時) (レス) id: 3de2eab1b1 (このIDを非表示/違反報告)
あやの♪(プロフ) - しゅうくさん» 応援してます!(^^) (2020年4月19日 22時) (レス) id: 5ba2df906e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しゅうく | 作成日時:2020年3月17日 23時

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