私、拾ったからには面倒見ます【すとぷり】

六十八粒 ページ28

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「あー！ご無沙汰してます！」





私が幼かった頃と変わらず、彼の家はそこにあった。






「やだー！Aちゃんよくきたねー！」







でも迎えてくれたのはお母さんだった。
年賀状は親同士でやり取りしていることもありお互いの顔はすぐに分かったんだけど。







「今あの子は上京しちゃったからいないのよー、ごめんね？」







でもまぁこうなるわなぁ。
アポなしで来た私が悪いんだけど。







「いいんです！おばさんにお会いできただけで充分です！」







正直会いたかったけど仕方がない。







声が高めで可愛くて無邪気な近所のお兄ちゃんがいた。
面白くって小学校でも人気だった気がする。






もう連絡もとってないし何してるかもわからないけどいつか会えたらなぁ、だなんて。






そんな時私の着信音が鳴った。






画面を見ると、桜田さん、という文字が。







「もしもし？」







どうしたんだろう、握手会終わったばっかりなのに。




まさかころんくんのことで何かあったとか…？
ころんくんが相談して家引っ越せとか…？








どんどん私の眉間にシワがよってる気がする。
がしかし、返ってきた言葉は予想外すぎた。







「今日酒飲みにいかね？」







…？








「え、いや行きませんけど」








あの人私年知ってるのに…居酒屋とかまだちょっと抵抗あるっちゅーねん。






全く、本当になんなんだろう。
イベントの後にリスナーとどっか行くとか。







リスナーなのに…








向こうも気を使ってないし私も気を使わないからいいけど。



リスナーってばれたからって気にする事じゃない、はず。







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わー！！！！
お気に入り登録者様が1000人突破いたしました！！
本当にありがとうございます！！！

ジェルくんの1/1000！！！弱！！！！
すごいなジェルくん…ひょえー…

比べてもどうしようもないのですが笑
これからも頑張っていくのでよろしくお願いいたします！




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