六十七粒 ページ27
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「もしもしー、ころちゃんに会えた？」
のーんびりとした声色に思わず拍子抜けしそうになる。
「もりさん！！！！なんで！！！！教えてくださらなかったんですか？？？？？？？」
それでも聞きたいことがいっぱいありすぎて口からはポロポロと出てきてしまった。
そんな私の声にもりさんは驚いたようで、「わっ」とかって聞こえる。
反応女子か。
「うーーーーーーるさい、まー、さーぷらーいず？」
でも結局返ってきたのはこれだけ。
まぁ、そうよね。
別に私に前もって言ったところでどうしようもなかったし。
わかってたけど。
だから私も「う、そうですか…」としか言えなかった。
そんな私にもりさんはまたのーんびりとこう言った。
「まぁまぁ、気にしなくていいよ」
って。
「いやしますから！！」
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もりさんの電話のあと、少し落ち着くために外に出ていた。
ぶらぶらと歩きながら色んな所を回ってみる。
でもいつの間にか足はあの場所へと向かっていた。
「わー、懐かし、全然変わってないや」
大阪というこの場所には少しだけ土地勘があった。
転勤族だった父に連れられて色々な場所に引越しを繰り返していた子供の頃を思い出す。
そう、この場所も昔住んでいた場所だった。
小学生の頃かな。
本当に低学年の頃。
懐かしくって昔遊んでいた公園へも足を運んだ。
そうだ、この砂場でも遊んだっけなぁ。
ドロドロにして怒られて。
ふふ、と顔が緩む。
…あのあ兄ちゃんも元気にしてるかな。
なんてことも思ったりして。
昔のことに思いを馳せていた時に思い出した仲良くしてくれた近所のお兄ちゃん。
会いに行ってみようかな。
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しゅうく(プロフ) - ゆにぃさん» ありがとうございます(´；ω；｀)やっと幸せにまとまりました…！ (2020年3月17日 23時) (
レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ゆにぃ - え、泣きました() (2020年3月17日 20時) (レス) id: 68d7e1f8f1 (このIDを非表示/違反報告)
しゅうく(プロフ) - ハルカさん» わー！ごめんなさい…こんなシリアスシーンに…ご指摘ありがとうございます！ (2020年3月14日 20時) (レス) id: 547af1fa67 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - すみません私も誤字してしまいました (2020年3月14日 20時) (レス) id: 796bfd041b (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 誤字です痛いところを疲れた思った となってます さっきなんて、なんで となってます (2020年3月14日 20時) (レス) id: 796bfd041b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅうく | 作成日時：2020年2月19日 23時
