禁【番外編：バレンタイン編�◆� ページ26
帰りにコンビニでキャンディを買い、家路を歩く
いつも行っているbarの看板が見えて最近いっていなかったので行こうかなと思い横に行く
「久しぶり、マスター」
マ「おひさしぶりです、いつもので？」
「うん、お願いします」
国木田さんには19と言っているが、あれは嘘だ。
私は20だ。国木田さんが信じるものだから面白くて放置してるけど
ごめんハタチです。
そしてもう少しで21になります。
「さて、何を作ろうかな」
ハッキングして次あいつが行くところに行くか
うーん、と唸っていると誰か来たのかマスターがいらっしゃいと云っている
するとあろう事か隣に座ってきた、うつ伏せなので靴だけが見える
「おい」
私なのかわからないが声の主を確かめるために顔を上げる
「は、なんで居るの」
中「居ちゃ悪ぃかよ」
「…別に」
そこからはお互い無言
別に気不味いとかなにか話さなきゃとかは思わない
気を遣わなくていい相手
楽だ
「あ、そうだ」
キャンディがあるのを忘れてた
いつ会えるのかなんて分からないし、次会う頃には死んでいるかもしれないから
「はい、バレンタイン。」
と、キャンディを渡す
中「バレンタインってチョコとかじゃねーの？」
「まあまあ気にするな」
少し腑に落ちないようだがぶっきらぼうにありがとう、と言われた。
「お前はツンデレか」
中「手前重力で潰されてぇか」
「やだ。」
その後結局家まで送ってくれた
中「ホワイトデーも、あそこにいろよ」
「え、なんかくれるの？楽しみにしてる」
中「おー、重力でキャンディの値段×3で返すわ」
「ねえまって死んじゃう」
中「冗談だよ、莫迦か」
「しね。」
嘘
死ねなんて思ってないよ
嘘だよ。なんて言えないけど
なんだか急に切なくなってきて目頭に熱が集まる
こいつの前で泣きたくない
それ以上に死んで欲しくなくて そばにいてほしくて
ナオミちゃんやほかの恋人のように愛を伝えたくて
「じゃあね」
泣くのは帰ってからにしよう
ひたすら我慢
我慢だ
中「…おい」
「なに」
中「こっち向けよ」
「なんで。腕離して」
家に向かって歩こうとした瞬間グッと躰が重くなった。
ふらついた瞬間に
「やだ、離してｯ」
抱きしめられた
中「手前は死ぬなよ」
泣くんじゃねーよ、と耳元で言われて離される
頭を撫でられてじゃあな、と去っていく
それから私は何も言えなくて帰ってきた太宰さんに驚かれた
今年のバレンタインは少し苦しかった
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Ｙ子(プロフ) - 優芽さん» 返信が遅くなってしまい申し訳ありません(；；)！こちらこそありがとうございます！ (2017年3月5日 19時) (
レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)
優芽 - 中也さんかっこよかぁぁああ Y子さん！！ありがとうございます(*≧∀≦*) (2017年2月28日 21時) (レス) id: 15485cb7b6 (このIDを非表示/違反報告)
Ｙ子(プロフ) - ☆★SON★☆さん» ありがとうございます！頑張ります(^-^)！ (2017年2月24日 3時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)
☆★SON★☆(プロフ) - 中也さんのやばいです。o゜ﾔﾊﾞ(p´□`q)ﾔﾊﾞ゜o 。これからも体に気を付けて頑張って下さい！ (2017年2月23日 16時) (レス) id: a8a1969d06 (このIDを非表示/違反報告)
Ｙ子(プロフ) - 和さん» ありがとうございます！はい！！中也はほんとに最高です…！！！アイネクライネでもコメントしてくださりこちらまでもありがとうございます！頑張ります(Ｔ▽Ｔ) (2017年2月22日 22時) (レス) id: 9db4924316 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Y子 | 作成日時：2017年2月21日 23時
