サマーウォーズ〜OZのキングとクイーン〜

一話 ページ3

あ「佳主馬ぁ！来たよぉ」

ハイテンションな子が来た

それでも僕は待っていたけど。

佳「上がって・・・っていつもその格好だよね」

Aは失礼な。というような意味をこめてか、ぷくっと頬を膨らませた

可愛い・・・・

あ「いつもじゃない！スポーツブランドの服でそろえてあるんだよっ！それに自分なりにオシャレしてるの！」

分かる。

ジャージでもすごい綺麗

あ「ああーーーっOZしよ！OZ！」

佳「いいよ」

あ「やった！」


この子が自分の許嫁だと思うと嬉しくてしょうがない

あ「あ〜やっぱつよそう」

佳「にしてもやっぱりジャージなんだね」

あ「カッコイイからいいの」

カッコイイ・・・か。

僕てきにはワンピースとか来てもらいたいけど。

？「あの、このたびは、90歳の誕生日、おめでとうございます」

・・・・誰。

あ「ん〜？聞いたことない声だね。見てくる？」

佳「いや、いい。」

あ「そう？」

カタカタとキーをたたく音がする。

あ「てか少林寺拳法VS剣道ってどうなのコレ」

確かに。

あ「まぁ竹刀のクセに勝てない私も弱いなぁ〜」

決して弱くない。

ヘラヘラしているけど追い込まれることだってある

佳「僕は・・・・Aとやってるときが一番楽しい」

あ「どうも//」

軽く赤面しているA

僕だって真っ赤なはずだ

キングカズマが勝利し、決着がついてからも微妙な雰囲気が立ちこめる

僕らだって婚約者どうしとはいえ中一。

恥ずかしいんだ。

とまぁそんな雰囲気を楽しんでいたわけだが

・・・・・邪魔が入るみたいだ。

納戸にずかずかと侵入してくる黒い髪の女

夏「Aちゃんいるかなぁ〜？^言^」

夏希姉ちゃん。

後ろの小さい背中がびくっと動き

小さな悲鳴をあげたが僕はヒョイとつかまえて姉ちゃんに渡した

佳「可愛いAが見たいので渡します」

恨めしそうな目で見ているけれど全然怖くない

むしろ可愛い。

佳「いってらっしゃい」

納戸の戸がバタンとしまった。

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