サマーウォーズ〜OZのキングとクイーン〜

九話.貴方said ページ11

空気とか・・・悲しっ

佐「無理。管理センターそのもののパスワードが書き換えられてて、誰も中に入れないようになってる。カンペキ、乗っ取られてるんだ」

へぇ、貴重な情報どうもありがとう。

でもお兄さんはそう思えないようだ

健「OZは世界一安全なんじゃなかったのかよ！バイトで作った紹介ビデオでそう言ってたじゃんか！」

え。そうなの？

佳主馬と顔を見合わせて

「世界一安全？」「ソレ誰が決めたの」

などとアイコンタクトしていた。

佐「昨日、OZ中にヘンなメールがばらまかれたの知ってるか？学者やプログラマー、その他にもOZで有名なアカウントにだよ」

ヘンなメール？

あ「私のとこに来たよ。とかなかったけど」

佐「えっ君何者！？」

佐久間サン

教えてあげます

あ「スカイです。クイーンスカイ。あ、話進めていいですよ」

少しの間ぽかーんとしたがまた話に戻った

健「ヘンなメール？」

佐「2056桁の暗号さ」

あ「来たよきたきたきたきた」

佳「あれパスワードだったんだ・・」

二人で信じられないという顔をした

お兄さんはというと

顔、めっちゃ青いです。

健「ばか言うなよ、そんな桁簡単に-----あ」

死にそうなくらい青いよ

ダイジョーブ？

健「そ・・・そのメールのタイトルは？」

あ

お兄さん、やっちゃいましたか

佐「solve me」

健「うわぁ・・・」

顔面蒼白

今のお兄さんはそんな感じ

健「それ、僕です。僕がやりました。」

・・・・まぁそれはそれですごいよ？すごいけどね？

ウィルスチェックしようよ。

佐「はぁっ！？なんだって！？」

声がさらに荒くなる

・・・てかお兄さん何者？

健「何かの問題かと思って・・・なんか調子よくて・・まさか管理センターのパスワードだったなんて・・・・す・・・すみません！」

佐「解いたのか！？このバカ！数学バカ！」

佳「すげぇ・・・」

あ「いや、佳主馬関心するのはいいけどもうちょっと聞かなきゃいけないことあるからね！？」

健「あ・・・ああ・・・ああああ」

佐「とりあえず、仮アカウントとっといた。詳しい情報が分かるまで使っとけ！」

佐久間サンからアバターが送られてきた

にしても・・・・

あ「あはははははは！！！！ナニコレ！弱そっっ！wwwww」

佳「本当の事・・・w」

リスのマヌケバージョンww

ごめんなさい。腹筋壊れそうですwww

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