私157 ページ24
戻って隠れてから、私は思いきり頭を壁に打ち付けた。
そして、できるだけ小声で叫んだ。
「やっちまったー!!!」
黄名子は驚いておろおろしているが、私はそれどころではなかった。
「できる限りストーリーには介入しないように気をつけてたのに!!あぁ、もう、馬鹿!!
何やってんだよ!!人の出番奪うとかまじ有り得んからぁあああ!!」
私は尚も頭を打ち付ける。
あ、人来た。静かにしよう。
にしても、何なんだよ…何が、「力の使い過ぎか(キリッ」だよ!!
何が嫌で平手打ちしてんだよ超荒業!!馬鹿か自分!!アホか自分…!!
…向こうの黄名子は、今丁度母親宣言をしたようだ。
こっちの黄名子は、とりあえずオロオロしている。
でも、少し懐かしそうに向こう側をチラチラと見ている。
懐かしいけど!!懐かしいけど!!!
…あー…なんであんな事したんだろう自分…
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ちょこ(プロフ) - あんずさん» うわああああ見られてたああああああ!!! …ありがとう (2015年1月2日 22時) (レス) id: c846c5f724 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ちょこらしくて面白い! (2015年1月2日 22時) (レス) id: 8a9cfbb107 (このIDを非表示/違反報告)
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