私149 ページ16
少しして、寄りかかっている彼がいつの間にか眠っている事に気付いた。
…きっと、あの能力なら疲れを感じなくすることは可能なんだろう。
でも、そうは言っても最近は破壊したり組み立てたり記憶とかを操作したり、さっきだって私に対しても神通力?っぽいの使ってたりで力を使いっぱなしだった訳だ。
そりゃあ疲れるわな。
いくら私が年増とは言え子供一人を運ぶ事くらいは容易いので、そのまま部屋のベッドまで運ぶ。
体力とかは過去の栄光かと思ったけど、中学生の体って思ったより動きやすいなぁとか思ったり。
このおばさんめ!!って思った貴方は大正解。
…さてと、じゃあ私は近くの椅子で寝るかなっと。
寝転んだ瞬間、あまりのふかふかさに驚いた。
こんな…こんな椅子が、過去にあれば…過労死なんてものは、存在しなかったであろうものを…!!
昔の自分達は、あんな堅い椅子でよく頑張ったな…
と、自分を褒め称えているうちに、いつの間にか眠ってしまった。
ちゃんと布団は掛けた。
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ちょこ(プロフ) - あんずさん» うわああああ見られてたああああああ!!! …ありがとう (2015年1月2日 22時) (レス) id: c846c5f724 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ちょこらしくて面白い! (2015年1月2日 22時) (レス) id: 8a9cfbb107 (このIDを非表示/違反報告)
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