禰豆子ちゃんとキャッキャウフフする話。

早朝 ページ9

『…え？』



早朝からとても驚いた顔をするA。


なぜかというと、自分がとても早く起きたからだ。


いつも7時に起きる自分が5時半に起きた。


『…よし。』


朝からいい気分で支度を済ませた。
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朝早くに向かった先は竈門家の自宅。


インターフォンを鳴らすと、炭治郎が顔を出した。


「A!!どうしたんだ？いつも遅いのに…」

少し驚いている炭治郎。
まあそうよね…



『ふふ、今日とても早く起きたから。久しぶりに一緒に登校しようと思って。』



少し笑ってみせると、炭治郎がこう言い出した。



「ああ、じゃあ禰豆子を起こしてからこっちに来てくれるか？」


ちょっと困った顔で笑ってそう言う。


『わかった』


そして禰豆子ちゃんを起こしにいく。


前に何度か来たことがあるので部屋は覚えている。


『禰豆子ちゃ〜ん、起きて〜』


「……」


『禰豆子ちゃ〜ん』

少し揺さぶると「む、」と声を出す禰豆子ちゃん。


炭治郎に聞いてたけどホントに朝弱いんだなぁ…



『禰豆子ちゃん。こんぺいとうあるよ〜』

食べ物で釣る。


「む…！」


禰豆子ちゃんがうっすらと目を開く。


『禰豆子ちゃ〜ん…おはy』


おはようを言い終わる前にｷﾞｭｰと抱きしめられた。


がわいい………


『おはよう、禰豆子ちゃん。』

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