第3話 ページ4
「あら、タケちゃん!」
イケメンくんに会った次の日
アタシは従兄弟のタケちゃんに偶然出会った
「!雅成くん!?」
「やだーん!こんな所で会うなんて!運命的ねぇ?♡」
「あ、あはは…」
「た、武道くん…この人は?」
ひょこっと女の子が後ろから顔を出した
「あらやだ!…もしかしてタケちゃんの彼女さん?」
「う、うん…」
顔を赤くするタケちゃん可愛いわ!
やーん!もう隅に置けないんだから!
「きゃ〜!もぉ!タケちゃんやるじゃない!こぉんな可愛い子捕まえたの!?お名前は?」
「た、橘…日向です!」
「ヒナちゃんね?…あらやだ、アタシの自己紹介まだだったわよね?…改めてはじめまして!アタシ毒島雅成よ。タケちゃんとは従兄弟なの!」
「従兄弟さん?」
「えぇ!マサちゃんって呼んでね?」
「はい!マサちゃん!」
「あーん!可愛い!抱き締めたくなっちゃう!」
「それはだめ!」
グイッとタケちゃんがアタシを引っ張る
「そ、そう言えば、雅成くん!なんでここに?」
「あら、アタシのバイト先ここら辺よ?知らなかった?」
「え!バイトしてたの!?」
「するわよ〜!生地代も高いのよ〜?働かないと!」
「…たしかに…あのクオリティ凄いもんねぇ…」
「マサちゃん…裁縫するんですか?」
「えぇ、そうよぉ?お洋服作ってるの!…今度見る?」
「え!いいんですか!?」
目をキラキラさせるヒナちゃんにこちらも笑みが浮かぶ
「あーあー!そーやって!人たらし!」
「やだーん!酷いわ!タケちゃん!…じゃぁ、また今度会った時にお話しましょうね?」
「はい!」
じどーっと、睨むタケちゃんに
「んふふ…大丈夫よぉん。心配しなくてもアタシは応援してるわ♡…あらやだ、もうこんな時間!またね〜♡タケちゃん、ヒナちゃん!」
足早にアタシはその場を去った
タケちゃんも男前になったわね…でもなんでかしら…アタシを最初に見た時のあの顔…かなり驚いてたけど…そんな会ってないわけじゃなかったわよね?…何故かしら…?
オカマ様、可愛い女の子も大好きです
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あんこ(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしてます!! (2021年12月3日 18時) (レス) @page16 id: 994e17cc8d (このIDを非表示/違反報告)
しろにゃん(プロフ) - このお話面白くて大好きです!!マサねぇに一生着いていきます!!!(笑) (2021年10月10日 15時) (レス) id: 90e496a12f (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - enju1213さん» 読んでいただきありがとうございます!随時更新しますのでお待ちください! (2021年10月4日 19時) (レス) id: 6bb78ce58e (このIDを非表示/違反報告)
enju1213(プロフ) - 楽しく読ませていただきました!マサねぇ好きです!カッコいいオカマ最高です!続きを楽しみにしています! (2021年10月3日 23時) (レス) @page15 id: ed66b0c783 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - 紅蓮さん» ありがとうございます!マサねぇは押せ押せゴリゴリオカマってよりはちょっとひ弱だったけど強くなった系オカマを目指してます!笑 (2021年10月3日 10時) (レス) id: 6bb78ce58e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きなこ | 作成日時:2021年9月30日 14時