夜久さんの幼馴染は天才美少女でした SECOND！ (ページ10)

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宣戦布告ページ10

in屋上

昼休み。久々に屋上へでてみると意外と温かかった。

「最近温かくていいな～」

弁当箱を開くとスマホに着信が入る。

「誰から・・・及川か」
及『やっほー(人1)ちゃん！』
「なに？」
及『送ったやつ見た？』
「ああ、見たよ」
及『あれ、本気だからね？』
「・・・え？」

じゃあそういうことでーと言いながら電話を切られた。アイツ・・・なんてこといいやがる・・・！

黒「お、いたいた・・・ってなんか殺気立ってねぇか？」
夜「及川とか誰かにケンカ売られたんだろ」
「売られてないよ！？」
黒「聞こえてたんかよ！結構距離あるぞ！？」

な、なんでかな～？

夜「それより誰と話してたんだ？」
「及川」
孤「夜久さんビンゴ・・・」
夜「伊達に幼馴染みって言ってもなー」
黒「と、いうことは及川にケンカ売られたのか」
「だから売られたんじゃないってー」
黒「なんだ違うのか」

期待してたのか！？

「負けたら私が青城(あっち)いくっていうやつ」

3人が「あーっ」と今思い出したかのように一斉に声をあげた。忘れてたのか、そうなのか。

黒「じゃあまさか次の練習試合で俺たちが負けたら・・・」
「私が音駒、東京からいなくなり。宮城に帰る」
夜「俄然ヤル気でてきた」
孤「絶対負けない・・・でもレギュラーはやだ」

孤爪よ、それは無理なお願いだ。

黒「ということはお前がMBかWSになるってことだよな？」
「ポジション的にね～」

お昼休みが終わってしまうのでさっさと食べて教室へ戻った。