不良系少女は魔法の世界で救われました【真紅の暴君&荒野の反撃者】

121話　　【続き】 ページ35

ハーツラビュル寮生A)「今、ロイヤルソードアカデミーって言ったか！？」

ハーツラビュル寮生B)「あの気取った奴らの仲間が来てるって！？」

ハーツラビュル寮生E)「なんだと！？どいつだ！
すぐ追い出してやる！！」

どんだけ仲悪いんだよ…汗
まぁ…仕方ないんだろうけどさ…

チェ)「おっと、それじゃ、タルトも食べたし
俺は帰るとするかにゃ、フッフフーン♪」

ハーツラビュル寮生A)「あっ、逃げたぞ！」

ハーツラビュル寮生B)「追え追え〜！」

『追うなよ汗』

グ)「なんかみんなが急に殺気だったんだゾ。」

リ)「ナイトレイブンカレッジの生徒は高確率で
ロイヤルソードアカデミーを敵視してるからね。」

ト)「100年も廷々負け続けてれば
そうもなるというか……。」

100年って…スゲェーな汗

ケ)「まーまー！
お祝いの日にそんな暗い話はナシナシ！
今日は「なんでもない日」のパーティを楽しもうよ」

グ)「にゃっはー！
腹がはち切れるまでごちそうを食ってやるのだー！
「なんでもない日」バンザーイ！」

『バンザーイ！』

俺もグリムに合わせて2人でモグモグとお菓子やら色々食い進める

ト)「ははは。2人とも言い食いっぷりだな〜」

エ)「つーか…グリムってこう言うの食っていいの？」

ケ)「まぁまぁ汗
そこは…ほら！オレ達と違う胃袋だし？
なんでもありでしょ！」

リ)「キミは…仮にも女性なんだから
そんな口に詰めなくても…汗」

『んぐんん？』

デ)「何言ってるか分かんないな」

次々に俺のそばにくる先輩やエース達はいつの間にか俺とグリムを囲んでいた

ハーツラビュル寮生)「なぁ…アイツ女だったんだな」コソ
ハーツラビュル寮生)「なんかやっばいよな」コソ
ハーツラビュル寮生)「でかいな」コソ

エ)「さー！俺もこれ食おっと！！」

デ)「俺はこれだ！」

リ)「隣失礼するよ」

ト)「このタルトも美味しいぞー？」

ケ)「Aちゃん！口ついてるよ〜」

ユ)「Aは私のもの…」

なんて言い本気で俺を囲む
いや…なんでそんな固まってんの？

『んぐんぐ…ゴクッ…なんか用あるんすか？』

なんて言って周りの先輩達を見ると
ニコニコ笑顔でなんでもないと言いながらどんどん食べさせて来る

笑顔なんだが…なんか圧ヤベェな汗

グ)「オマエもなんか大変なんだぞ」

なんて言ってグリムは膝の上でモグモグクッキーを食べる

なんか外なのに暑苦しいな

なんて思いながら後ろの人達を尻目にグリムと仲良く菓子を頬張る

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