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カナヲ「先生といえば、あの二人も居るんだよね?」
A「あ!そうだね、師匠とおば…-ガラァ「皆!席につきなさい、ホームルームを始めるぞ」
カナヲと話していると、聞きなれた大きな声が教室内に響いた
噂をすればだね…そう言うかのようにカナヲが斜め右前の席から ちらっと私に目配せして見せた
杏寿郎「皆揃っているか?…よし、大丈夫そうだな!
では、簡単にまず自己紹介からだ
今年一年、このC組の担任をする煉獄 杏寿郎だ
担当教科は社会科、主に歴史を得意としている
部活動は剣道部の顧問をしているので興味のある者は是非体験入部でお待ちしている!
もう皆も感じてるかもしれんが、よく声がでかいと言われるのは幼い頃から続けてる剣道による癖なので慣れてもらえると有難い!
…と まぁ、自己紹介はこの辺りにして
まだ入学したばかりで分からない事が殆どだと思うが、遠慮なく何でも聞いてくれ!
出来るだけ君達の過ごし易い環境にして行けるように努力していきたいと思っている、よろしく頼む」
いきなりのビックボイスに私とカナヲ以外のクラスメイトは目を点にして驚いている
何故 私とカナヲは平気かと言うと…
実は師匠(煉獄先生)の実家は剣道場を営んでいて、私とカナヲ始め甘露寺家と胡蝶家の子供達は昔その道場に通っていた
道場では大人組と子供達組で分かれており、子供組は皆 年齢の近い師匠に稽古をつけてもらっていた
社会人になってからは道場に顔を出さなくなったって言ってたけど、部活動の方に力を入れてるんだな
前回会って話したのは、確かここに校内見学しに来て偶然会った時だから一年くらい前かな
まさか担任だなんて予想もしてなかったけど、濃い一年間になりそうだな
そして、後 一人だけ…
この校内に居るはずの顔見知りの先生
普段はよく顔を合わせるから、そんなに久しい訳ではないけど
教師姿は初めて見る事になるから、早く会いたいな
杏寿郎「では、これから体育館に移動して入学式を執り行う
皆、私語は慎み速やかに移動するように!」
ぞろぞろと廊下に出て移動し始める生徒達
人が少なくなってきた後列を歩いていると…
杏寿郎「A!カナヲ!入学おめでとう!」
A「…!ししょ…煉獄先生。ありがとうございます」
カナヲ「一年間よろしくお願いします」
杏寿郎「うむ!名簿を見て君達の名前を見つけた時は嬉しかったぞ!こちらこそ、よろしくな
そういえば、彼にはもう会えたか?」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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作者名:P | 作成日時:2021年1月6日 2時