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Aがいなくなってから１年間くらいは
ロボットのような感じだった。
何をしてても思い出すのはAで、
胃は食べ物を受け付けず、
感情も麻痺したように何も感じなかった。
心にあいた穴を埋めるように
ひたすら勉強に没頭して
外界を見ぬよう全て拒んだ。
見てしまったら彼女がいなくなったと
認めてしまわなければ
いけないような気がしたから。
『 前向かんくてどうすんねん！
アイツやってそんな顕嵐なんか
見たないに決まってるやろ！ 』
でもその廉の言葉を聞いてハッとして。
拒絶していた外界も受け入れて
ちゃんと周りをみて現実も受け入れた。
＊＊＊
それからまた２年が経って今になる。
今でもまだAのことは忘れられないし、
忘れるつもりだって全くない。
だけどもうAが隣にいないのが
当たり前のようになってきていて、
それがいつか普通になってしまうのが
どうしても嫌で仕方なかった。
「また笑ってよ、A…」
…叶いもしない願いを口にしたって
過去がどうかなるはずもなくて。
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りみるく(プロフ) - はじめて奏藍さんの作品見させていただきましたが、すっごく感動です！完結して少したっても消さないで欲しいです、、 (2017年7月9日 12時) (
レス) id: 86b0595696 (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - 初コメ失礼します！キミイロココアの方、だったんですね！廉くんのイメージが強…顕嵐くん目線の物語、気に入りました！なぜ主人公ちゃんが居るのかはとても気になる所なので、更新楽しみにしています！無理せず頑張って下さい！ (2017年5月20日 12時) (レス) id: 4baeef7a64 (このIDを非表示/違反報告)
まりあ - 新作おめでとうございます!キミイロココアはかなり気に入っていたので、キミイロシリーズが出て嬉しいです。今後の展開が楽しみです♪更新頑張って下さい、応援しています＊ (2017年3月28日 20時) (レス) id: 59406cc068 (このIDを非表示/違反報告)
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