休憩 ページ10
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、、、仕事が終わらない
流石に溜め過ぎたなあ
太「あぁ〜しんどい...」
執務机の上で伸びていると、
コンコン、と扉を叩く音が聴こえた
『太宰くん?入っても良い?』
太「あぁ、どうぞ」
失礼します、と言いながらAが部屋に入って来た
思わぬ来客に私が心躍らせたのは言うまでも無かった
『きみが珍しく仕事を頑張ってるって聞いてね。
頑張るのはいいけど、少しは休憩も大事でしょ?
だから、差し入れ持って来たよ!』
太「珍しくは余計だけどなあ、、、
わざわざ悪いね。ありがとう。」
彼女は私に珈琲と、焼き菓子が乗った皿を差し出した
『どうぞ。それじゃあ、
無理し過ぎない程度にがんばってね。』
もう行ってしまうのか、、、
太「ねぇ、待ってよA。」
そう言って君の手を思わず掴んだ
『どうしたの?』
しまった、私としたことが
特に、A引き止める上手い理由があった訳でもないのに
Aのキョトンとした顔
矢張り考えなしに行動するものではない
『...もしかして私が居なくなったら寂しい?
それならそうと言えばいいのに〜。』
Aはケラケラと笑いつつ、
私の執務室のソファに腰掛けた
太「うん...居て欲しいな。」
.
やっばり君には敵わない
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りん(プロフ) - リクエストしてもしいいですか[主人公が告白の練習していたら][芥川君と仲良くしていたら]お願いします (2020年1月13日 14時) (レス) id: f011f41edf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雛嬢 | 作成日時:2020年1月12日 21時