刀で刺されたらなんか鬼殺隊に入る流れになった。

１２話 ページ13

そのあと無一郎君といろいろ話して

仲良くなった

無一郎君は１０歳だがもうすぐ１１歳になるらしく

最近親を亡くしてしまい

双子のお兄さんと暮らしているらしい

お兄さんはきっと優しい人なんだと思っていたが

聞く限り厳しい人みたいだ

もう少し話をしていたいが時間がない


『ごめんね無一郎君。そろそろ帰らないといけないんだ
　手当てありがとうね！』


無「うん。どういたしまして！」


無一郎君に手を振ると笑顔で振り返してくれた

可愛い…

そうして家に帰ると

山根元さんに遅いと怒られた…


お風呂に入って傷を見ると

あんなに痛々しかった傷がきれいさっぱりなくなっていた

山根元さんに訊くと


山「Aには不思議な力があるんだよ」


とのこと。

何不思議な力って。

私完璧な一般人でしたけど。

そう心の中でブツブツ言っていると、


山「そうだA
　今まで基礎的な体力をつける修業だったが
　明日から筋力をつける修業をするよ」


『はい……』


今までのはあんなにきつかったのに

アレがまだ基礎かよ

これから長くなりそうだな………

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