お話・陸 夜、突然に現る鬼 ページ8
彩乃side in夜の大正時代の商店街
私は今、夜の商店街を歩いている。
鬼が出そうで怖い。
ここで死にたくない…
「お、美味そうな人間はっけーん♪」
嫌な声がした。
聞きたくない、声が…
後ろを振り向くとそこにいたのは…
彩乃「お、鬼っ…!」
鬼がいた。
原作にはいなかった鬼が。
それも、
彩乃「下限の肆…!」
多分、零余子が下限の肆になる前の下限の肆の鬼…
下限の肆「十二鬼月のこと知ってるのか?まあいい。俺はもっともっと人間を喰ってあの方に認めて頂きたい。あ、あっちにも人間はっけーん♪」
私は鬼が別の人間を追いかけているときに鬼に気づかれないようにその場を離れた。
すると鬼殺隊の人が倒れていた。
彩乃「大丈夫ですか!?」
鬼殺隊隊員「いや…俺は…もうすぐで…死ぬ…俺の…この刀を…使って…倒してくれ…!」
彩乃「そんなっ…!(泣)」
鬼殺隊隊員「あと…この街には、霞柱様が来ているはず…探して…く、れ…」(この鬼殺隊隊員は無一郎を見かけたから霞柱が来ていると知った〔もともと霞柱の事を知っていた〕)
その言葉を残した後、その隊員は息を引き取った。
彩乃「…わかりました。貴方から託された任務、絶対に果たします。」
それを言い、私はその隊員の刀を鞘ごと取った。
そしてその刀を鞘ごとスカートに差した。
彩乃「トリップ特典で、身体が強化しているといいけれど…」
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大正こそこそ噂話
彩乃ちゃんに霞柱様を見つけてと言った人は『鈴谷(すずや)』さんっていうらしいよ。
そして鈴谷さんは村田さんと同期だったとか…
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作者名:Ruiama | 作成日時:2019年12月30日 10時