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不死川玄弥END ページ41

玄「Aさんってさ、絶対損するタイプの人だよな。」


『え?なんで?』



今日は玄弥くんとお散歩に来ていた。玄弥くんがいきなり話を振ってきたのだ。



玄「誰にでも優しいから。一般隊士にも俺にも。」


『優しくないけどね...』


玄「俺に優しくする理由はない。俺はAさんに酷いこと言ったし。」


『それ、ほんとに覚えがないや。』



なんか言われたっけ?玄弥くんほんとに実弥さんに似てるよね。まぁ、兄弟だし当たり前だけど。



玄「Aさん、なんで今日俺に付き合ってくれたの?」


『玄弥くんももっとお話してみたかったから。同期だけどあまり話したこともなかったから。』


玄「そうなんだ...俺、鬼殺隊を抜けようと思ってるんだ...だから、最後にAさんと話せてよかった。」


『え、辞めちゃうの?なんで?』


玄「俺、呼吸も使えないし、常中も出来ないから。」


『私でよければ教えるよ?全集中常中。それに...』


玄「それに?」


『勝手にいなくなるなんてひどい。私の気持ちわかってるくせに。』


玄「え、待ってなんのこと?」


『えぇ...伝わってないの!?私が玄弥くんのこと好きだって。』



私がそう言うと玄弥くんは驚いた顔をしてみるみる顔を赤く染めた。



玄「俺でよければよろしくお願いします。」


『あなたじゃなきゃ嫌よ。さて、稽古と行きましょ!』


玄「え...もうちょっと余韻に浸らせて?」




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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/  
作成日時:2020年7月5日 17時

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