伊黒小芭内END ページ37
私は小芭内さんが好きみたい...
でも、小芭内さんは蜜璃さんが好き。
見ててわかる...文通もしてるらしいし、甘露寺に近づくな!って他の隊士に言ってたのも聞いたことある。
私が入る隙間さえない。
伊「...A」
『は、はい!なんでしょうか?』
伊「なにか考え事か?さっきから話しかけてるんだぞ。だいたいお前は...ネチネチ。」
なんかすみません。あなたのことを考えてましたなんて言えない。
伊「なにか悩み事なのか?」
『え?えーと...』
伊「俺には話せないことなのか?」
『ご、ごめんなさい。』
は、話せるわけがない。
小芭内さんのことが好きでその小芭内さんの想い人が蜜璃さんだなんて。
もういっそ想いを伝えた方が楽なのかな?
伊「まぁ、無理には聞かないが。」
や、やっぱり無理。もう、楽になりたい...振られてもいいから、話そう。
『小芭内さん、伝えたいことがあるんです。』
伊「ん?なんだ?」
『あの...私、小芭内さんが好きなんです。一人の男の人として。小芭内さんが蜜璃さんを好きなのは知ってます。でも、ちゃんと伝えたくて。』
しばらく沈黙が続いた...あぁ、私は今から振られてしまうのだろうか...
すると小芭内さんが私を抱きしめた。
伊「ならば俺と同じ気持ちだな。Aが俺を好いていてくれたとは...俺と付き合うってことは一生君を離さないってことになるが、いいのか?」
ど、どうしよう。状況をうまくのみこめない。
伊「それと君は勘違いをしている。甘露寺のことを好きなわけではない。大事な仲間だと思ってるだけだ。」
『本当ですか?』
伊「あぁ。俺はしつこいし、ネチネチ言うし嫌な思いをさせるかもしれない。それでもいいのか?」
『それは知ってますよ。蛇柱ですから。これからもよろしくお願いします。』
この人とならきっと乗り越えていける。
終
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こんばんは、あかりんごです!
明日、明後日と研修が入ってるので更新できるかわからないので明日と明後日分更新させてもらいました!
明日、明後日できそうならまた更新します!
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年7月5日 17時