*40話 ページ44
帰り道、私と善逸は隠と呼ばれる人たちにおんぶされて炭治郎のいる蝶屋敷に帰ってきた。
竈門「善逸!Aは…」
私達が帰ってきたのを知るなり、炭治郎が禰豆子を連れて部屋の襖を勢いよく開き、私の顔を見るなり安心したように息を吐いた。
我妻「大丈夫だよ、禰豆子ちゃんのときと一緒。
Aちゃんが血を塗り替えたことを証明したら大丈夫だった。」
そうか、良かったな。と、炭治郎が頭を撫でてくれた。
・
・
彼女と出会ったのは、禰豆子と夜のお散歩をしている時だった。
炭治郎が習得した全集中の呼吸を習得するため、夜も鍛錬をしている三人を置いて、私と禰豆子は中庭を歩いていた。
禰豆子「むぅ」
前を歩いていた禰豆子が止まったので、何事かと思って前を見ると、蝶の髪飾りをつけた女の子が、指の先に蝶々を乗っけて、立っていた。
こちらに気付いたのか、にこにこと笑った。
でも、それだけだ。
『あなた、誰?』
そう聞いても、ただニコニコしているだけだ。
『名前は何?』
そう聞くと、女の子は懐から小さなコインを取り出すとそれを弾いて真上に投げた。
それから手の甲で受け止める。
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藍恋(プロフ) - カナリアさん» ありがたいですぅうう (2019年9月30日 13時) (レス) id: e4a0379987 (このIDを非表示/違反報告)
藍恋(プロフ) - 人形師さん» ありがとうございますっ! (2019年9月30日 13時) (レス) id: e4a0379987 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - 面白い!!感動します!続き気になります!更新頑張ってください! (2019年9月12日 14時) (レス) id: 0cf1c80018 (このIDを非表示/違反報告)
人形師(プロフ) - 好きぃぃ(>ω<)大好きぃぃ(*´-`)面白いし感動しました!続きが気になります! (2019年9月10日 21時) (レス) id: 05191dc1a4 (このIDを非表示/違反報告)
藍恋(プロフ) - セシルさん» いえいえ (o^^o) (2019年9月9日 16時) (レス) id: b8dca656ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍恋 | 作者ホームページ:http://puchiamatheater
作成日時:2019年8月29日 20時