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碧海「ほらはよ立って！飲みすぎやねんほんまに〜」
碧海「すいません、カードでお願いします。ごちそうさまでした」
碧海「家どこやっけ？おーい」
碧海くんの声が遠くの方で聞こえる。
飲みすぎたかなぁ…気持ち悪くはないんだけどなぁ…
でもとにかく、眠い！
碧海「なぁここで寝たあかんで絶対！…もうほんましゃーないな…」
一瞬で体が浮いて、そのまま進んでいる。
あぁ、眠い………。
『ん……え、朝？』
目を覚ますといつもよりふかふかで広いベッドの上だった。
隣を見ると碧海くんが眠っていた。
…………あれ？？？なんで碧海くん？昨日ばったり会ったけど。
そういえばなんかスースーする。
そう思って掛け布団をめくると、薄い布地の服を1枚着ていただけだった。
…これ、アレだな、ラブホに常備してある…うっすい寝巻きみたいなやつ…
？！？！？！
今、なんて…ラブ……え？！
碧海「Aちゃん起きてたん…おはよ…」
『ねえ碧海くん寝ぼけてないでちょっと起きて』
碧海「どしたん」
『いやどしたんじゃなくてここどこ？』
碧海「……もしかして覚えてない？」
……やらかしたなこれは、その聞き方する時、大体そうじゃん……
『ごめんほんとに何も覚えてないけど何も言わなくていい…頭痛い…』
碧海「俺ちゃんと止めたで？飲みすぎやって」
『それも覚えてないから…』
1回この失敗したことあるからお酒は飲みすぎちゃダメって言い聞かせてたのになんでそんな飲んだの私？！
とにかく心を落ち着かせたくてタバコを手に取る。
碧海「タバコ似合うな」
『似合うとかあるの？笑』
碧海「あるある、そのくわえてる感じとか。貫禄ある」
『貫禄って笑』
タバコを吸うと木全くんの顔が浮かぶ。
なんだこの罪悪感……いやでも付き合ってないしそんなの感じなくていいのか？
でもここんところの私ピュアに生きてきたのに…木全くんに知られたら終わるな…
碧海「なんかごめんな。好きな人でもおった？」
『え？』
碧海「なんかそんな顔してる」
『…やっぱその目、鋭いなぁ。』
碧海「俺も忘れるから、なかったことにしよ。誰にも言わんし。ほんまにごめん」
『…多分私のせいだし謝らないで？』
まぁ、私は元々覚えてないから忘れるも何もないけど。
今度こそ、本当に今度こそお酒は飲みすぎないと強く誓った。
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すしず(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！！2周も読んでいただいて…！とても嬉しいです！そうなんですか！！3人とも被ってる方あまり見ないのでびっくりです！！テンション上がります！！！ (2020年4月16日 20時) (
レス) id: 8dccbfd2dc (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - コメント失礼します。2人の遠回りな恋にどうなるんだろうとワクワクしながら読ませて頂きました！面白くて2週くらい読んじゃいました笑 素敵なお話をありがとうございます！それと、作者さんと推しが全く同じなことに驚きました…！碧海 純喜 奨くん推しなんです！！ (2020年4月16日 16時) (レス) id: 6e0c46ea62 (このIDを非表示/違反報告)
すしず(プロフ) - みんさん» わぁ！めちゃくちゃ嬉しいです！！ありがとうございます！！個人的にこういう落ち着いた？作品書くの苦手だと思ったのですが、また書きたいと思います！気長に待っていただけたら嬉しいです！ (2020年4月10日 10時) (レス) id: 8dccbfd2dc (このIDを非表示/違反報告)
みん - こういう雰囲気とか、語感とか、すごく好きです！続編や他のお話も読みたいので待ってます！ (2020年4月10日 1時) (レス) id: c80b95157e (このIDを非表示/違反報告)
すしず(プロフ) - わかれどころ。さん» コメントありがとうございます！ほんとに、かっこいいですよね………！！ (2020年4月3日 19時) (レス) id: 8dccbfd2dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すしず | 作成日時：2020年4月3日 17時
