二十日目 貴方side ページ26
戀を宥めていると、後ろから声が聞こえてきた。
石「その子は……何故私達に怯えているんだい？」
『その話はまた後でしますね〜！
とりあえず戀も落ち着いてきたみたいだし、先にご飯食べちゃいましょう！』
戀からも希望を聞いたし、髭兄達もそろそろお腹が空いてるだろうから、早く作ってあげないとね〜。
『皆さんは何食べたいですか？』
皆の方に振り返って聞くと、何故か全員驚いた顔をしていた。
『え、何でそんな顔してるんですか？』
乱「ボク達も……食べて良いの？」
『あははははっ！当たり前じやないですか！
貴方達も今は人なのですから、ちゃんと食べないと倒れちゃいますよ〜？』
笑いながらそう言うと、乱さんが思いきり抱きついてきた。
それに便乗して、他の短刀(と大太刀一名)達も抱きついてくる。
…うん、ちょっと苦しいかな。
『あの、苦しいんですが……』
乱「あ、ご、ごめんなさい！
今までそんな事言われてなかったから……嬉しくて…」
薬「前の大将は、俺達に飯なんて与えてくれなかったからなぁ。」
髭「おやおや、僕達だってお腹は空くのにねぇ。」
膝「……どこまでも愚かだな。」
『自分だけ良い思いしてるって事でしょ？
ハァ……つまんないの。』
後「でもまぁ、俺達は何も食べなくても生きられるから、平気だったけどな！」
そう言って笑う後藤さんの頭を、私はポンポンと優しく撫でた。
すると、後藤さんは目を丸くして顔を赤くする。
後「なっ！？/////大将、何して…」
『よく頑張りましたね。偉いですよ。』
秋「主君！僕も撫でて下さい！」
今「ぼくもおねがいしまーす！」
蛍「背が縮んじゃうけど……良いや！
俺も撫でて！」
『他の人は後で撫でてあげます。
では、私はご飯を作りに行きますね。
面倒なので、今日は全員オムライスです！』
短刀達は花のような笑顔で喜び、他の刀達も心底ほっとしたように微笑んでいた。
『じゃあ、髭兄達はここで待っててね！』
髭「うん、ピザ丸と待ってるね〜。」
膝「兄者、俺は膝丸だ！」
髭兄と膝丸、そして戀に声をかけてから、こんちゃんを抱き抱え厨へと向かった。
人数がすごいけど、まぁ頑張りますか。
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紅キ霧雨 - 小山さん» あっ、そうなんですか！？凄い貴重なご意見、ありがとうございます！！！危うくそれが定番だと思うところでした… (2018年7月8日 22時) (
レス) id: 68e7808bec (このIDを非表示/違反報告)
小山 - ちょこっとだけ指摘。加州と安定は喧嘩はしてもブス・メンヘラとかお互いを侮辱するような言い合いはしませんよ(^ ^)何でか二次創作ではよく見かけますがね…。 (2018年6月16日 23時) (携帯から) (レス) id: 46e1741f78 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 千本桜さん» ありがとうこざいます！！！面白いと言っていただけて嬉しいです！ (2018年2月1日 22時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
千本桜 - とても面白かったです！これからも更新頑張ってください！！お体ご自愛くださいね(*≧ω≦) (2018年2月1日 15時) (レス) id: e733f5adaf (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 桜吹雪さん» リク了解です！今から更新して来ますので、少々お待ちください！ (2018年1月17日 17時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅桜 | 作成日時：2017年12月7日 7時
