見つけてしまった ページ10
瀬名side
今日はかさくんと約束の日
バイクで待ち合わせ場所の
ショッピングセンターに向かう
朱桜「瀬名先輩!Good morning!
いい天気ですね!」
あんず「瀬名先輩。おはようございます」
瀬名「あんた達、時間5分前にいるなんて…
俺が待たせたみたいじゃん
さ、行こ、お腹すいた」
朱桜「こちらです!」
案内されて着いたレストランには
"世界のエビ食べ放題"
"世界のスイーツ食べ放題"
あなたはどちらを選ぶ?
そう書いてある看板があった
朱桜「正直、sweetsも食べたいところですが…
瀬名先輩にお叱りを受けてしまうので
エビ食べ放題です!」
瀬名「そりゃそうでしょぉ?
カロリー高いもんこれ以上食べてどうすんの?」
お店に入り席に着く
エビ食べ放題を注文し
手始めにサラダから…
朱桜「あれは…お姉様と凛月先輩…?」
あんず「ほんとだ!
2人てスイーツ選んでますね!」
瀬名「はぁ?なんであいつが…」
笑顔でスイーツを選ぶ2人
席に戻って言ったと思ったら
くまくんのあーーんに答えるさくら
そしていたずらにこっちを見て笑う
くまくん
きっと俺たちがここに来ることを知ってて
狙ってきている
瀬名「チッ…」
朱桜「ああ…瀬名先輩!」
じっと見ていられなくて
気づいたら席を立って向かっていた
さくらがくまくんに
差し出していたプリンを
横から食べた
カラメルの苦さと
カスタードの甘ったるい味が口に広がる
貴方「えっ!」
ビックリするさくらを無視して
瀬名「ちょっと、くまくん
こいつ借りてくから
こいつの分のお会計はこれで」
1万円を差し出した
朔間「いいよ。
今日は俺とさくらちゃんはデートだから…
デート代は男が出すもんってなっちゃんが
言ってたし」
何も言わずさくらの手を引き
店を出る
49人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きつね | 作成日時:2020年8月27日 0時