君の嘘は私の幸せ

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- Aya side -

「お邪魔しまーす。」

「彩ちゃん、家へ来るのが久しぶりじゃない。ゆっくりしてってね！」

「ありがとうございます！」

ふと横をみると、夕が不自然に固まっていた。

はて、どうしたんだろう。。。

急にきてビックリしちゃったのかな？

なんか、ちょっと悪いな。

「今お茶出してあげるわ。ちょっと待っててねー。」

「はい、ありがとうございます。」

「ね、彩。」

「あ、はい！」

なんで敬語？と言うようにフッと笑う夕。

「あのさ、おまえ、日よう」

「はい！お待たせー。ドーナツも食べてって！」

「はい！」

あれ、夕、なに言おうとしたんだろ。

「で、夕、なに？」

「なんでもない。」

「あ、そう？」

あれ、夕、どうしたんだろう。

なんかいつもと違う感じ。

なんかあったのかな。

「彩ちゃん、お母さんに宜しくいっといてね。」

家のお母さんと夕のお母さんと結構仲がいい。

だから、夕とも意外と長い付き合い。

もう、親友だな！

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