烏野2年の孤爪さん その5

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月島side




西「俺が勝ったら"夕お兄ちゃん"って呼んで貰うからな！！」

『...』避ける→カウンター格闘→掴む→横スマッシュ

西「ぐっ...！！やるなA」



東「え、どうなってるの？！なんで俺落ちてるの？！」

菅「旭ぃぃwwwファイナルカッターで自滅したぁぁwww」




影「...？？？」

山「影山wwwどんだけピクミン増やすんだよwww」

影「あれ？引っこ抜けねぇ...あ、なんか1匹捨てちまった」

日「影山ヘタすぎwww」

影「日向ぶっ飛ばぁぁすっ！！」









とりあえず4人のうち2人は戦力外、Aさんと西谷さんが争っている...が









澤「Aまだ30%か...」

緑「西谷の攻撃軽くあしらってカウンターいれて...ほんとにゲーム上手いっすね...」


谷「今は互角なんですけど、この頃は研磨くんの方がAちゃんより上手かったみたいですよ！」

谷「よくAちゃんが悔しそうにしてました」


澤「これより上って...」

緑「孤爪兄妹バケモノ...」

『...』ｶﾀｶﾀ









西谷さんのダメージが100%手前なのと比べ、Aさんは30%しかダメージを受けていなかった



シールドシフトでの技避け、スマッシュ攻撃による大ダメージ、通常必殺技の弓でのチクチク攻撃









...ほんとに今日初めてこのゲーム触ったんだよな？？








僕は初めてとは思えないAさんのプレイングに、内心初心者であるかどうかを疑った




西「一旦引くか...」

『逃がさない』






そう言うと、弓を放つAさん


避けようとジャンプする西谷さんだが、弓の軌道は上方向にクイッ、と曲がり西谷さんの操作するアイクにヒットする







僕がさっき教えたテクニックだ







被弾して硬直している西谷さんに対して、すかさず詰め寄り横スマッシュをかまし、西谷さんを吹っ飛ばした



もちろん、ダメージ%が100以上になったため、盛大に吹っ飛び、ステージ外に追い出された








西「ぬおっ？！」

『はい、おしまい』







復帰を試みるも、ステージに届かない所まで吹っ飛ばされたため、そのまま落ちていった西谷さん







西「くっそぉぉぉぉぉぉお！！」


『蛍、やったー』

月「ナイスです」







イェーイとAさんとハイタッチをする







影「なんか落ちた」

山「影山、復帰！復帰して！」


影「復帰ってどうすんだ？」

山「Bボタンとスティック上同時押し...！！」

影「B...B...あ、死んだ」









4人中2人が自滅って...

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