Date smile 8 ページ41
スバルside
“一目惚れ”
そんなの、俺にはないと思ってた
だけど、今思えば、Aに一目惚れだったんだ
一目見た時から、何だか、放っておけなかった
ス「俺ね、Aのこと、最初は転校生として興味があったって言ったでしょ？」
貴「あ、はい」
ス「…多分、その時から一目惚れだったんじゃないかな」
貴「……え、そんなに早くからですか？」
ス「うん！…ねぇ、Aは何で俺のこと好きになったの？」
貴「い、言いません…」
ス「えー？俺は言ったのに？」
貴「…いつ好きになったか、分からないんです」
ス「え？」
貴「私、初めは皆を避けてて……その時は、スバルくんは、うるさくて私の苦手な最悪なタイプの人間だ…って思ってました」
ス「結構グサグサ刺さることを…」
貴「…ごめんなさい。でも、気付いたらスバルくんのことばかり、考えるようになってたんです」
ス「へぇ…」
貴「いつ好きになったんでしょうね…初めは、大っ嫌いだったのに」
ス「ちょ、そこまで言わなくても…」
好きな子から“大っ嫌い”って言われるのは、過去の話とはいえ、ショックが大きいなぁ
貴「…でも」
ス「ん？」
貴「私、貴方を好きになれて良かったって思います」
ス「！！」
貴「私を変えてくれたのは、スバルくん…貴方だったから」
ス「A…！」
貴「これからも、迷惑ばかりかけると思いますが……私の隣に、いてくれますか？」
ス「勿論！いつでも一緒にいよう！！」
Aが、こんなに嬉しいことを言ってくれるなんて…！！
貴「いつでもは嫌です」
ス「え…」
貴「一人になりたい時だってあります」
ス「うっ……まぁね」
相変わらず、厳しいなぁ…
貴「でもっ！」
ス「？」
貴「……しばらくは、スバルくんといつでも一緒にいてあげても良いです…////」
ス「A……あはは、素直じゃないなぁ♪」
貴「う、うるさいですね…////」
ス「でも、大丈夫だよ！」
貴「え？」
ス「どんなに素直じゃないAでも、どんなに毒舌なAでも、どんなに年を取ったAでも、俺がずーっと隣にいるからっ♪」
貴「っ！！……プロポーズですか…////」
ス「え？！あ、いや…」
言われてみれば、プロポーズっぽいな…
なんなら、プロポーズにしちゃえ！！
ス「うんっ、プロポーズ！結婚を前提に、お付き合いして下さい！」
貴「もう付き合ってますよ」
ス「い、良いの！そこはスルーして！」
貴「ふふ…喜んで」
ス「え？」
続きます
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「あんスタ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神なり。 - おもしろいです！頑張ってください！ (2016年9月1日 22時) (
レス) id: 626db7ed2f (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - 藍香さん» ありがとうございます！続編できましたので、読んで頂けたら幸いです…！ (2016年7月9日 21時) (レス) id: 8a8ae8c313 (このIDを非表示/違反報告)
藍香 - 続編おめでとうございます！マロンさんの書くスバルたんはキラキラしてて、大好きです☆ 続編もおもしろそうですし、楽しみにしてますね！ (2016年7月9日 10時) (レス) id: 470c680b61 (このIDを非表示/違反報告)
あのこみ - 昔の私見たいだから余計感動しました！この作者さんは私のマジ神！ (2016年4月18日 20時) (レス) id: 640812da45 (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - 藍香さん» ありがとうございます！更新速度をあげたいと思っているので、完結までおつきあい頂けたらと思います！ (2016年3月17日 6時) (レス) id: 7fdbc2c919 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月マロン | 作成日時：2016年1月22日 16時
