smile9 ページ11
IN ダンスルーム
貴方side
昼の一件から私は、オレンジ色の髪の人達を少しだけ、信用することにした。何故だか分からないけれど、この人達は悪い人じゃないって思ったんだ。
朝、ワインレッドの髪の人に言われた時は、正直レッスンを見る気はなかった。けれど、助けてもらったんだ。ずっと話せずにもやもやしていたわだかまりを、取り除いてくれたんだ。
だから…役に立ちたいと思った。
北「1.2.3.4.1.2.3.4…明星、そこは左右逆だ」
ス「はいっ！」
北「遊木、周りの動きに合わせろ」
真「はっ、はいっ！！」
プロデュースなんてしたことないけど
真緒「わりぃ、遅れた！！」
ス「あ、サリー！」
真緒「ごめんな！生徒会の仕事が全然片付かなくて…」
北「大丈夫だ。いつもお疲れ様、衣更」
真緒「あー別に、好きでやってるようなもんだし…でも、ありがとな！」
真「ひ…氷鷹くん…ちょ…ちょっと…休憩…しない？」
北「…そうだな。10分間、休憩を取ろう」
ス「やったー♪ねぇねぇA！」
貴「…」
ス「ねーえ！A？聞こえてる？ねぇ！ねぇってば！ねぇねぇ！！」
…オレンジの髪の人とは、友達にならない方が良かったかな…
さっきからねぇねぇってうるさいんだけど…
貴「…(ﾌﾟｲｯ」
ス「ガーン…！A、俺のこと嫌いなの…？」
北「お前がねぇねぇうるさいからだろう」
貴「(ｺｸﾝ」
ス「えええっ？！そんなあ…」
真「まぁまぁ明星くん…そんなに気を落とさないで…ね？」
真緒「そうだぞスバル！お前はバカで元気なのが取り柄なんだからなー？」
ス「ちょ…サリー酷い！バカはないでしょ？！」
北「衣更の意見に１票」
ス「ホッケーまで…！！ね、ウッキーは？！ウッキーは俺の味方だよね？！」
真「えっ？！えーと……あ！僕はどんな明星くんでも大好きだよ！」
ス「ウッキー…！！」
北「お前ら気持ち悪いぞ。それに明星、感動的なシーンみたいになっているが、よく考えろ。遊木はどんな“バカ”な明星でもという意味で言ったんだ」
真「え？！いや…そんなことは…無い…かな？」
ス「ウッキーまで…！皆酷いよーっ！！」
…楽しそう
って、何考えているの私は！！
私以外の人が楽しそうに話している姿なんて、もう数え切れないぐらい見てきてるのに
─その輪に入りたいなんて、都合が良すぎる
散々無視してきた。ここにいる人達以外に、前の学校でも花蓮との件があってからは、全て無視してきた
だからこれは…無視した私への罰なんだ
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神なり。 - おもしろいです！頑張ってください！ (2016年9月1日 22時) (
レス) id: 626db7ed2f (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - 藍香さん» ありがとうございます！続編できましたので、読んで頂けたら幸いです…！ (2016年7月9日 21時) (レス) id: 8a8ae8c313 (このIDを非表示/違反報告)
藍香 - 続編おめでとうございます！マロンさんの書くスバルたんはキラキラしてて、大好きです☆ 続編もおもしろそうですし、楽しみにしてますね！ (2016年7月9日 10時) (レス) id: 470c680b61 (このIDを非表示/違反報告)
あのこみ - 昔の私見たいだから余計感動しました！この作者さんは私のマジ神！ (2016年4月18日 20時) (レス) id: 640812da45 (このIDを非表示/違反報告)
如月マロン(プロフ) - 藍香さん» ありがとうございます！更新速度をあげたいと思っているので、完結までおつきあい頂けたらと思います！ (2016年3月17日 6時) (レス) id: 7fdbc2c919 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月マロン | 作成日時：2016年1月22日 16時
