其の八 ページ10
すっごー…
思わず上を見上げたまま数秒固まってしまった。すると、青年と目が合った。
「A…？」
え、私の名前…
あ…もしかして、おそ松と同じ勘違いを…？
「えっと…？」
私がキョドると、不審そうな顔をして、彼は私に近付いた。
「…！…すまなかった。人違いの様だ。」
私のことをじっと見つめた彼の瞳が微かに震えた。
あれ…こいつ、何かおそ松に似てる…？顔ははっきり見えなかったけど、同じ雰囲気…っていうか、においっていうか…
いや、変態じゃないよ？そういうことじゃなくてね。あるじゃん。あれ。…いや、何でもない←
「それにしても、俺のことが見えるのか…。名前は何て言うんだ？」
名前…
混乱しないかな…とは思いつつも、別に私はそこまで優しいわけでは無いので、偽りはしない。そう！本当の優しさとは偽りなのだよ…！
すみません、瞑想しました。
「私は、星宮A。」
予想通り、彼は目を見開いた。そりゃそうだわな。おそ松から聞いたからわかる。うん、わかるよ。
「たぶん、私は君が言ってた人の生まれ変わりってやつ。おそ松に聞いたよ。…君の名前は？」
今更だけど、名前を聞いておく。だって、私だけ名乗るとか、不公平だろーが(((
「あ、あぁ、すまなかった。俺はカラ松と言う。よろしくな。……おそ松…。兄貴を知っているのか…？」
あぁ、弟さん。
なるほどねぇ…だから何となく似てたのか…。りょーかいりょーかい。
「うん、今日私の家に遊びに来てたよ。…明日、隣の山に遊びに来いって言われた。」
「誘われたのかっ!?…なら、言っておくが、隣の山に俺達は住んでいるんだ。俺達みたいに、人間と仲良くできる妖怪もいれば、さっきみたいにイタズラをしてきたり、取って食ってかかる奴もいる。…くれぐれも、気を付けてくれ。」
なんとまぁ。
私は随分危険なところに誘われてしまった様で。
……行くの、止めようかな…。
「教えてくれてありがと！」
「当然のことだ。」
そう言って、カラ松と名乗った妖怪は、背中の翼を大きく羽ばたかせて、いずこへと消えていった。
かっこ良かったな…
あ、何の妖怪か聞けば良かった…
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モノクロアリス(プロフ) - にゃんこ�さん» ですよね！フヨフヨの画力は計り知れないですよね!!ほんっとうに羨ましい限りです…(´・ω・`) (2016年10月15日 20時) (
レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ�� - イラスト神いいいいいいいいいいいっ！ (2016年10月15日 18時) (レス) id: ea795777dc (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - (#`・ω・)さん» ありがとうございます!!そう言っていただけると励みになります!!…そうですね、私もダメだなと思い、最近はボードで話しているので、目をつむってくださると、嬉しいです！ (2016年10月11日 8時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
(#`・ω・) - p.s.大きなお世話かもしれませんが、コメント欄でのチャットは控えた方がよいかと思います…!!!!楽しそうなお話の中、割り込んでしまって申し訳ございません!!!あ、でも、この素晴らしい小説の事について触れていれば大丈夫かと…!!!本当にすみません!!! (2016年10月9日 22時) (レス) id: 52217d693b (このIDを非表示/違反報告)
(#`・ω・) - 初コメ失礼します！！貴女様の描く物語が大好きです！！！皆かっこかわいいです！！どうしたらこんな面白いお話が描けるんでしょうか…???あ、やっぱり文才ですね(真顔)更新、頑張ってください！応援してます！！ (2016年10月9日 22時) (レス) id: 52217d693b (このIDを非表示/違反報告)
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