其の三十二 ページ38
あのあと、お互いに自己紹介的なのをして、それなりに打ち解けた。
トト子さん、３年前に死んだんだとよ。
で、それからずっと幽霊。
いやぁ、厳しいねぇ…。
ずーっと誰とも喋らずに独り。
まぁ、そういった意味では私がちゃんと彼女を受け入れてあげなきゃいけないんだろうなって。
そうそう、トト子さんの方が年上なんだよねぇ。
なんか、東京の大学生だったらしいんだけど(そこそこいいレベルの)、交通事故に合って…。
気が付いたらここにいたんだってね。
まぁ、ここ出身だからじゃね？
とか、自分で解釈してたけどさ。
まぁ、そこまで歳も離れてないし、私としては話しやすかった。
それに、トト子さん、ズバズバ言うのね…。結構。
ま、別に嫌いじゃないけどね。
「姉貴ぃー!!風呂行けだって。風呂ぉー。」
階段の下から大きな声で皐が私を呼んだ。
「マジか。もうそんな時間？……あ、ねぇ、トト子、トト子も行く？温泉。」
そう聞くと、トト子は微妙な顔をした。
「入れるかはわからないけど、とりあえず着いていくわ。」
あー、そっか。
「おけー。んじゃ、行くか。」
着替えとかその他もろもろ風呂に必要なものを持って階段をおりた。
「お？来たか。……つーか、やっぱ何かいるだろ!!そこ絶対!!」
どうやら、一緒に行くつもりだったらしい。
皐は玄関で待っていてくれてた。そして、私が来るなりトト子の方を指してそう言った。
「あーうん。いるよ。うん。女大生のトト子ってのが。」
「マジかよ…。見えねぇからわかんないんだけど。」
「かわいいよ〜、結構。」
「イケメン…。」
私達がそんな他愛もない話をしていたら、いきなりトト子が呟いた。
「は？こいつが？」
私が皐を指差すと、トト子は首を縦に振った。
あ、マジか。
「めっちゃイケメンじゃーん!!」
トト子がぐいっと皐に近付いた。その瞬間、皐はうっと顔をしかめる。
「急に寒気が襲ってきたんだけど…。」
「あ、そう。好かれたみたいね、良かったじゃん。」
「え、ちょっ、俺、ユーレー苦手だって!!」
うん、マジおつー。
あのあと、トト子と二人で風呂に入りましたよ？
さすがに、皐がかわいそうだから何とかしたってば。うん。
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モノクロアリス(プロフ) - にゃんこ�さん» ですよね！フヨフヨの画力は計り知れないですよね!!ほんっとうに羨ましい限りです…(´・ω・`) (2016年10月15日 20時) (
レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ�� - イラスト神いいいいいいいいいいいっ！ (2016年10月15日 18時) (レス) id: ea795777dc (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - (#`・ω・)さん» ありがとうございます!!そう言っていただけると励みになります!!…そうですね、私もダメだなと思い、最近はボードで話しているので、目をつむってくださると、嬉しいです！ (2016年10月11日 8時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
(#`・ω・) - p.s.大きなお世話かもしれませんが、コメント欄でのチャットは控えた方がよいかと思います…!!!!楽しそうなお話の中、割り込んでしまって申し訳ございません!!!あ、でも、この素晴らしい小説の事について触れていれば大丈夫かと…!!!本当にすみません!!! (2016年10月9日 22時) (レス) id: 52217d693b (このIDを非表示/違反報告)
(#`・ω・) - 初コメ失礼します！！貴女様の描く物語が大好きです！！！皆かっこかわいいです！！どうしたらこんな面白いお話が描けるんでしょうか…???あ、やっぱり文才ですね(真顔)更新、頑張ってください！応援してます！！ (2016年10月9日 22時) (レス) id: 52217d693b (このIDを非表示/違反報告)
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