其の二十八 ページ34
HRが終わった後、休み時間になったんだけど…うん。
案の定？私の回りには何人か集まってきた。
その中にはさっき質問してきた山中さんと永尾君もいた。
「さっき名前は言ったからわかるよね？山中桜花。…桜花で良いよ。よろしくね？」
「あ、うん。…よろしくね。私もAで良いよ。」
「おーけい♪」
なかなかフレンドリーな感じで、馴染みやすそう…。
最近無気力気味な私には合うタイプかなぁ…。
え？いやぁ…なんか最近、何やるにも「めんどくさぁ…」で済ませちゃうんだよねぇ…。
いや、何でもない。
「星宮さん、うちは浜谷美玲って言うの。よろしくね？」
ちょっと訛りがあって、話し方がかわいい…。いやぁ、訛りって良いね、うん。安心するっていうか、落ち着くって言うか…。
ちなみに、私は博多弁好きだよ！
あ、王道に大阪弁も良いね…
とにかく、都会生まれの都会育ちにはなんか羨ましいの!!
「うん！よろしく！ってか、Aで良いってさっきも言ったじゃん」
笑いながらそう言うと、美玲ちゃんはおどおどしげに「ごめんなさいっ！」って。
「この子、いつもこんな感じだから気にしないであげて〜。ね、天然美玲っ。」
桜花ちゃんがそう言いながら美玲ちゃんの肩に腕をまわすと、美玲ちゃんはぷくーっと膨れっ面をした。
「天然じゃないもん！」
そうやって抗議している姿もかわいい。
あ、この子、天使だわ。←
「おいおい、あんま美玲をからかいすぎるなよ？」
そう言って桜花ちゃんにチョップしたのは、永尾君。
「ったい!!…まったく、少しくらい手加減してよね。」
「お前もほどほどになっ。」
ねぇ、私、何を見せられてるんだろう…。
チラッと美玲ちゃんを見てみると、ばっちり目線が合っちゃったようで…
「いつものことだから、気にしないでもだいじょーぶ。」
そっか。
「なぁ、そろそろ時間だけど…。」
隣で静かに本を読んでいた石倉君が、時計を指差しながら私達に警告した。
マジか。
「マジかよー。俺、星宮と話してねぇ…。」
「アンタがとろいのが悪いの。」
「はぁ？んな訳ねぇって。」
二人はそんなことを言いながら自分の席へ向かった。
ねぇ、アイツらできてんの？
そんな視線を美玲ちゃんに送るけど、美玲ちゃんも「それじゃあ、またね。」とか言いながらそそくさとこの場を去った。
逃げやがったあのウサギ野郎。
ごめん、美玲ちゃん何でもない。
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モノクロアリス(プロフ) - にゃんこ�さん» ですよね！フヨフヨの画力は計り知れないですよね!!ほんっとうに羨ましい限りです…(´・ω・`) (2016年10月15日 20時) (
レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ�� - イラスト神いいいいいいいいいいいっ！ (2016年10月15日 18時) (レス) id: ea795777dc (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - (#`・ω・)さん» ありがとうございます!!そう言っていただけると励みになります!!…そうですね、私もダメだなと思い、最近はボードで話しているので、目をつむってくださると、嬉しいです！ (2016年10月11日 8時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
(#`・ω・) - p.s.大きなお世話かもしれませんが、コメント欄でのチャットは控えた方がよいかと思います…!!!!楽しそうなお話の中、割り込んでしまって申し訳ございません!!!あ、でも、この素晴らしい小説の事について触れていれば大丈夫かと…!!!本当にすみません!!! (2016年10月9日 22時) (レス) id: 52217d693b (このIDを非表示/違反報告)
(#`・ω・) - 初コメ失礼します！！貴女様の描く物語が大好きです！！！皆かっこかわいいです！！どうしたらこんな面白いお話が描けるんでしょうか…???あ、やっぱり文才ですね(真顔)更新、頑張ってください！応援してます！！ (2016年10月9日 22時) (レス) id: 52217d693b (このIDを非表示/違反報告)
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