其の二十五 ページ31
「おい！何ゆっくり走ってんだよ!!遅刻するぞ!!」
「ふふはいあ!!ほええもはひっへんほ!!」
「何言ってんのか全然わかんねーよ!!」
やばいやばーい、遅刻遅刻〜！
ってことではい、皐のおっしゃってた通り、転校初日から遅刻しそうでございます。
朝、目が覚めたあと、制服に着替えて
髪の毛セットしてたら時間がやばくなっちゃったんだよねぇ…。
ほら、やっぱり第一印象は大事じゃん？
っていうか、今、両側をみつあみのハーフにしてるんだけど、もともとぶきっちょなのに加え、焦ってたし眠かったから全然できなくて…
んで、辰巳にやってもらった←
いやぁ、あの子はすごいわ。
器用だし、きれいに結んでくれるし、お姉ちゃんの手伝いしてくれるし…
よし、今度なんかおごってあげよう。
んで、辰巳の手伝いもあってそれなりに早く済ませられたと思ったんだけど…
「おい！何でそんな時間かかってんだよ!!そろそろ行かないと遅刻するぞ!!」
って、皐に急かされ、今こうしてパンをくわえて走っているところでこざいます。
ちなみにクリームパンね？
これが食パンだったら古典的な法則に乗っ取って、出会いがあったかもしれないのに…
クソッ
「あと５分…。あー、もうっ。めんどくせぇなぁ!!ほら荷物貸せ！」
「へっ？あっ、う…え？」
ヤバイ、皐君ちょー口悪ぅーい。
なんてふざけてる場合じゃないな。これはマジでまずいやつだ。
「俺が荷物持つんだから全力で走れよ？」
「了解っす！」
え、何で皐も学校に行かなきゃ行けないのかって？
私が皐に合わせたからさぁ。
何かさぁ、入学式出たくないって皐が我が儘言ってさぁ。
転入するなら同じタイミングの方がいいから、春休みが終わって、入学式が終わって…で、私達転入。
そこんとこ、オゥケェーイ？
「おい！速く走れよ！」
「うぃす！」
「ん…？あれは、Aじゃないか…？」
空から私達を見下ろすカラ松の姿があったとか、そんなもの確認する余裕は私には全然なかった。
「昔から、相変わらずだな。…ハハッ。気を付けて行ってこいよ。」
苦笑しながらそう呟いた彼は、背中の大きな翼を羽ばたかせながら大きな青色の空に消えていった。
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モノクロアリス(プロフ) - にゃんこ�さん» ですよね！フヨフヨの画力は計り知れないですよね!!ほんっとうに羨ましい限りです…(´・ω・`) (2016年10月15日 20時) (
レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
にゃんこ�� - イラスト神いいいいいいいいいいいっ！ (2016年10月15日 18時) (レス) id: ea795777dc (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - (#`・ω・)さん» ありがとうございます!!そう言っていただけると励みになります!!…そうですね、私もダメだなと思い、最近はボードで話しているので、目をつむってくださると、嬉しいです！ (2016年10月11日 8時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
(#`・ω・) - p.s.大きなお世話かもしれませんが、コメント欄でのチャットは控えた方がよいかと思います…!!!!楽しそうなお話の中、割り込んでしまって申し訳ございません!!!あ、でも、この素晴らしい小説の事について触れていれば大丈夫かと…!!!本当にすみません!!! (2016年10月9日 22時) (レス) id: 52217d693b (このIDを非表示/違反報告)
(#`・ω・) - 初コメ失礼します！！貴女様の描く物語が大好きです！！！皆かっこかわいいです！！どうしたらこんな面白いお話が描けるんでしょうか…???あ、やっぱり文才ですね(真顔)更新、頑張ってください！応援してます！！ (2016年10月9日 22時) (レス) id: 52217d693b (このIDを非表示/違反報告)
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